その後も、俺たちは家事をやってみた。
だけど、何をやってもダメダメで…家を綺麗にするどころか
逆に家はどんどんと汚くなっていった。
雷蔵からポロリと漏れた本音。
みな、口にはしなかったが心の中では同意をしていた。
そんな、汚れた部屋を眺めていると…
ガチャ
正面玄関から、扉の開く音が聞こえてきた。
思った通り、玄関には依頼から帰って来たご主人が
立っていた。
カンカンシカジカ(これまでの経緯を説明中…)
そう言うみんなの姿は、ひどく落ち込んでいて
その声には覇気がなかった。
あなたの名前に聞こうとしたが途中で言葉が途切れた。
あなたの名前が自分たちを包み込むように抱きついてきたからだった。
ふにゃりと笑い、愛おしいとでも言うかのような眼差しで、
勘右衛門たちの事を見る瞳が煌めく。
そんな甘い瞳で見られたせいなのか、抱きつかれて暑いから
なのか、きっと今頃みんなは林檎みたいに真っ赤だろう。
あなたの名前は、ガバッと兵助の肩にうずめていた顔を上げ
て嬉しそうに最高な笑顔で、こう言った。
そう、最高の笑顔で笑い返した。
思ったよりも番外編が長くなってしまったので次回から2章に入ることにしました。
まだ書いていない番外編については、2章を書きながら番外編の話が、全て書き終わった時に投稿することにします。
ゴメンナサイ🙏
この後、もう1つ投稿します✋
5時に予約投稿するので、良かったらミテネ( ˊᵕˋ*)
誤字脱字は、脳内変換でお願いしましゅヾ(・ω・)ゞ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!