あれはあくる日の昼下がりだった
いつも引きこもってばかりの俺が久しぶりに外に散歩に出た時のこと
1年ほど暗い部屋で過ごしていた自分には外は明るすぎ、目が眩んでいた間に信号を無視したトラックに跳ねられ未練タラタラのままポックリ終わってしまった俺の人生
このままで良いのか?
目が眩んでいた間に気づいたら死んでいたなんてダサすぎだろ!
そうだな、もし生まれ変われたら勇者になりたい。世界を救えるくらいの勇者に、
世界を救ったら美女に囲まれて、地位、名声に富を手に入れて、、、
この俺、山田太郎は世でいうニートだ
19歳で見事な大学デビューをするはずが、、、
見事に浪人になってしまい、
そのまま流れでニートになってしまった。
このまま俺は何も出来ないクズのまま人生を終わるのか、、、と思っていたら、
気づいたら魔王になっていた。
前置きが長すぎてブラウザバックしようとしている諸君もう一度だけ言わせてくれ。
気づいたら魔王になっていた。
嘘やん!
ずっと家に引きこもってたクソニートの俺が魔界を統べる魔王なんてなれる訳ないだろ!
しかも、この記憶を思い出す前までは普通に仕事をしていたのだが、、、寝る前に思い出してしまったのだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!