_懐からナイフを取り
_碧に向かってナイフを投げる。
_すると
_梛瑠が飛び出し、自身の腕を犠牲に碧を庇った。
_傷が広がる可能性がある為深く刺さったナイフは何もせず、
_碧は滴る血を 着ていた着物の裾で少し拭き、優しく抑えていた。
_彼は涙目になりながら、そして痛みに耐えながらそう呟いた。
_黎はニコッと微笑み、重い空気の漂う大広間から立ち去った。
_そう言って、 梛瑠は少し顔を顰めながら
_勢いよくナイフを抜いた。
_ガーゼをし、テープで止め、包帯を巻く。
_椅子から立ち、少しだけ乱れた呼吸を整える
( 悠 side )
_ロケットペンダントを開き、当時のメンバーで撮っていたであろう写真を2人で見た
梛瑠くん。 ごめんなさい。
ごめん
_梛瑠くんに向かってナイフを振り下げた
申し訳ないと思
心がない、信じられない、黎に対し そう言っていた市民達。
その中、悠は思った
「命を貰わないで頑張ったのに、とは言っていたが命を貰っていたという事もあり得なくはない」
「吊る時に命が残っていたら 命の残量の関係で生き延びてしまうかもしれない」
その結果、この行動に出た。
というネタバレじみた訳でした、。
ここまで来ても結果が分からない状況になってきました…
(勿論俺は分かってるが…!w)
ここからの展開も見逃せない…。
という事で、
_ゲームヲ制スノハ汝?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。