下を向いて黙るあなた
またこの感情
無性に苛立って、抑えられなくなって
そのまま覆い被さるようにして
あなたの口を塞いだ。
苦しいのか、抵抗する両腕を押さえて
吸い付くようなキスを何度も繰り返す。
諦めたのか、思うように力が入らないのか
あなたの腕は抵抗することを忘れ
ただ必死に俺のシャツを握っている
唇を離すと、あなたはその場にへたり込んだ。
必死に酸素を取り込もうと、息切れしているあなたの前にしゃがみ込んで、顎を強く掴んでこちらを向かせる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
your side
あの日のことを、仕方なかったなんて言うつもりはない。
泊めると決めたのは、私だった。
正しくない。軽率な判断だった。
内緒でご飯に行って
ミンギュが出張中の家に、他の男の人を入れるなんて——
どう考えても、褒められた選択じゃない。
でも、元カノとの一件で傷ついたジョンハンを目の当たりにして、そのまま危ないと分かっていながら
外に放り出す選択だけは、できなかった。
私が泣いていいはずないのに
涙が止まらない
啜り泣く私の前にミンギュはしゃがむ
怒声が響いた。
俯いたミンギュの前髪の隙間から見える瞳が
ゆっくりと私を捉える。
冷たい声でそう言うと、ミンギュはスっと立ち上がって
私の荷物をまとめた。
ミンギュは店内の電気を消して
私の荷物を持ったまま外に出てしまった。
私も追いかけるしかなくて、そのまま店をあとにした。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
なかなか納得いく感じにできませんт_т
ちなみに次は若干際どいシーンありです…!!















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。