第3話

第2話
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2025/07/16 07:08 更新
相澤消太(あいざわしょうた)
ケイ、お前今の今まで
どこ行ってたんだ!?
薊(けい)
ス、スミマセンデシタ…
この人は 相澤消太(あいざわしょうた)。

俺の元(  ・ )保護者だ。

かれこれ10分間説教を食らっている。

ヒーローやってるんだろうなぁとは思ってたが
こんなとこで教師してんのか⁉︎
五条悟
やほ、久しぶり消太〜っ
五条悟
そこまでにしといてやってくんないかな?
相澤消太(あいざわしょうた)
五条さんまで!?
薊(けい)
え、?
ポンッとしょーたの肩に手を置いてしょーたを宥める
さーくんは親しげにしょーたの名を呼んでしょーたも
同様だった。
薊(けい)
(なんで消太がさーくんのこと
 知ってんの?)
五条悟
実は前からケイと消太の関係は調べててね
さーくんは俺の心を読んだかの様に質問に答える。
五条悟
フフッどうせなら再開させちゃおって!
薊(けい)
ありがとうございます、さーくん!
相澤消太(あいざわしょうた)
お前、礼なんて言えたんだな…
薊(けい)
(しょーた?💢)
俺はしょーたが目を見開いて驚いているその顔に
ジト目を向けた。
薊(けい)
(まあ、“あの頃”は荒れてたからな)
何もかもが嫌でしょうがなくなった。

ずっと側にいると信じて疑わなかった人達の1人は、
何処か遠くに行ってしまい、1人は術師を辞めて……。

そして、もう1人は俺達の敵となることを選んだ。
薊(けい)
(ほんと、しょーたにも感謝してる)
相澤消太(あいざわしょうた)
ところで今回の件、
引き受けてくれないか?
薊(けい)
!
珍しく不安そうにお願いしてくる消太。

その様子を見てさーくんは勝ち誇ったような笑みを
浮かべる。
薊(けい)
(ハハッ、さーくん…)
最初から貴方の狙いはこれか?

全く、しかたねーな。

俺は少しばかり頭をガシガシとかしむしったあと意を
決した表情をした。
薊(けい)
(命の恩人からのお願いを断る訳にも
 いかない)
薊(けい)
いいですよ
相澤・悟
!
薊(けい)
今回の件…引き受けて差し上げますよ
根津(ねづ)校長
!、本当なのさ!?
薊(けい)
フフッ、精々消太に感謝する事ですよニコッ
薊(けい)
この件引き受ける気全くなかったですから
そう言って立ち上がるとさーくんも立ち上がりドアに
足を進める。





キィイイッ(さーくんがドアを開ける音)


薊(けい)
あぁそうだ、最後に1つ
根津(ねづ)校長
?
相澤・悟
?
キョトンとした表情をするしょーた達、でも悪いな。

コレだけは言わせて貰う。
薊(けい)
もしかしたら私、生徒さんに
暴言を吐いてしまうかもしれません
薊(けい)
ですがそこんとこも
よろしくお願いしますね
薊(けい)
なんてったって私は…
薊(けい)
“俺”はヒーローなんか大っ嫌いなんで!
そう笑顔で吐き捨てその場を去る。




ガチャッ…バタンッ……(ドアを閉める音)




五条悟
クックックッ
薊(けい)
フフッ
さーくんと顔を見合わせて笑う。

今の伊地知には、車の中に入れば何故か笑っている
不気味な術師として見られているだろう。

だがそんなこと関係ない。
五条悟
ケイもやってくれるね
薊(けい)
しかたないでしょう?
薊(けい)
ヒーロー(偽善者)は嫌い
そういうケイの瞳に光など宿っていない。

ただただ無機質な暗黒の色が渦巻いていた。
薊(けい)
これが俺なんだから……
五条悟
クックッ本当に、そうだね
そう、これが私。

ヒーロー嫌いでさーくんと硝子と建人以外の人の事は
どーでもいい。

これが“俺”なんだ。

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