第16話

#13
42
2025/11/08 08:35 更新
あれから3日後、冒険どころの話ではなくなっていた。
何故?
だって
目の前に
(なまえ)
あなた
魔王がいるんだもん…呆笑
遡ること3時間ほど前
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
(なまえ)
あなた
は… なに…⁉︎
ねこおじ
ねこおじ
あなたの転生後の名前様!大変です‼︎
おんりー
おんりー
ヤバいヤバいヤバい‼︎
おらふくん
おらふくん
なんやなんや⁉︎
ドズル
ドズル
地鳴りとなんかでてるよ⁉︎
MEN
MEN
うわ〜でっけ〜
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
何を呑気に…笑
お前も中々だがな…笑
(なまえ)
あなた
な、に…アイ、ツ…
おんりー
おんりー
…は?
MEN
MEN
…笑
魔王
ふはははは‼︎やっと、やっとだ…‼︎
魔王
ようやく封印から目覚めた…‼︎今度は、この国諸共火の海にしてやるわ…‼︎
(なまえ)
あなた
な…は…
アイツが笑ったと同時に、ある情景が脳内で流れた。あたり一体が灰色で、瓦礫の山。所々には倒れた人々。親の名を呼ぶ子の声。誰かの叫び。泣き声。そして、アイツの笑い声と、目の前には倒れている『彼』がいた。



そんな情景が鮮烈に頭に走ったのだ。
気がついたら、体が勝手に走り出していた。
おんりー
おんりー
ちょ、待って‼︎
(なまえ)
あなた
離してッ…
おんりー
おんりー
ダメだよ‼︎危ないし…
(なまえ)
あなた
離してって言ってるのッ…!
おんりー
おんりー
っ…‼︎【力無く腕を離す】
ここからは、なんだか記憶が曖昧だ。夢をみているような感覚だ。



ただ一つ。はっきりと覚えていることがある。



どうしようもない程の、怒りが、殺意が、込み上げていた。

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