"今日の天気は晴れとなるでしょう_______"
"今日のラッキーアイテムは花柄のハンカチ_____"
テレビから女の人の声が次々と聞こえてきた。
朝から流れてくるたくさんの情報は頭には入らなくて、気だるい気持ちで朝を迎える。
ガチャ
家の鍵を閉めて、学校へ向かった。
今日はなるせと一緒に行く約束してたっけ
と思っていたら
な「わぁー!!あなたー!!」
低身長で女の子っぽい。あれは
あ「なるせ......」
そう、この学校でちょー有名人。成瀬だ
な「なに嫌そうに言ってんの?」
あ「朝から元気だなーって」
な「テンションについていけないってか!?
......ま、あなたならあるかもね 」
あ「....は?クソ陰キャって言いてぇのか」
な「ちげぇしー」
いつものしているような会話をしながら学校へ向かった。
ク「うわ。また成瀬さんと一緒にいるね」
ク「ねwカレカノ関係なんじゃねw」
ク「うわ....さすがに合わん」
ク「そこは喜べ!!w」
教室に入ってから聞こえるクラスメイトの声。
男女関係なく好かれているなるせ。
そのなるせにとって、私の事をどう思っているのだろうか。
私なんて、ただの________
な「あなたー?」
あ「な、なに?どうした」
な「なんかずっとあの人たち見てたじゃん」
あ「あー....なんもないよ?」
な「ふーん?」
あ 「そ、それでさー!」
話を変えようと話す私。
な「なに?」
あ「あー....えー、」
話が出てこない
あ「な、なるせ!!」
な「だーかーら。どうしたの?」
今日、暇だったっけ
あ「今日、一緒にショッピングモール行こ!!」
大声で言ってしまい、周りからは視線が集まってくるだけだった。
裏切られるまで1ヶ月。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!