第5話

壊れた理由
8
2026/05/04 02:48 更新
5話ですどぞ!!!!


※ご本人様とは無関係です
※解釈違い・苦手な方は自衛お願いします🙇














思い出したくなかった。
忘れたふりして、やり過ごしてきた。

なのに。

あいつの声一つで、全部引きずり出される。

🐉(……最悪)

止めたはずの記憶が、勝手に浮かぶ。

あの日。

あの一言。



控室の前。

ドアに手をかけた、その時。

中から、声が聞こえた。

🔝「……ああ」

低くて、聞き慣れた声。

🐉(……誰と話してんの)

なんとなく、気になっただけ。

それだけのはずだったのに。

🔝「別に、あいつじゃなくてもいい」

――その一言で、全部止まった。

🐉「……は?」

頭が、真っ白になる。

今、なんて言った?

🔝「……ああ、分かってる」

🐉(……は?)

🔝「今は、あいつがいるだけだろ」

軽い声だった。

何でもないみたいに。

🐉「……っ」

息が、うまくできない。

胸の奥が、一気にぐちゃぐちゃになる。

🐉(……俺のこと?)

考えなくても分かる。

分かりたくなかったのに。

🐉(……ふざけんなよ)

気づいた時には、ドアを開けていた。

🔝「……っ」

一瞬だけ、驚いた顔。

🐉「……へぇ」

自分でも分かる。

声が冷たい。

🐉「そうなんだ」

🔝「……違う」

🐉「何が?」

🔝「今のは――」

🐉「言い訳いらない」

全部、聞こえてた。

聞きたくなかったのに。

🐉「……別にいいよ」

🔝「……」

🐉「俺じゃなくてもいいんでしょ?」

笑ったつもりだった。

でも、声が震えてた。

🔝「違うって言ってるだろ」

🐉「何が違うの?」

🔝「あれは――」

🐉「もういいって」

聞きたくない。

それ以上、何も。

🐉「軽いんだね」

🔝「……」

🐉「俺とのことも」

🔝「違う」

🐉「じゃあ何?」

🔝「……っ」

言葉に詰まる。

その沈黙が、答えみたいで。

🐉「……ほらね」

胸が、痛い。

でも止められない。

🐉「終わりでいいよ」

🔝「は?」

🐉「そういう関係だったんでしょ」

🔝「違うって言ってるだろ」

🐉「じゃあなんで何も言えないの」

🔝「それは――」

🐉「もういいって」

繰り返す。

それ以上聞いたら、壊れる。

🐉「俺はさ」

声が震える。

🐉「……ちゃんと、思ってたのに」

🔝「……っ」

空気が止まる。

🐉「でもお前は違った」

🔝「違う」

🐉「違わない」

🔝「違うって言ってんだろ!」

声がぶつかる。

でももう、遅い。

🐉「……もう無理」

それだけで、全部終わった。



🐉(……あの時)

ちゃんと聞けばよかったのかもしれない。

でも。

🐉(……無理だった)

あんなの、受け止められるわけがない。



🔝「……だから違うって言ってんだろ」

現実に引き戻される。

目の前にいるのは、“今”の🔝。

🐉「……今さら何」

🔝「誤解だ」

🐉「……は?」

🔝「あの日のこと」

🐉「……」

心臓が、うるさい。

🔝「ちゃんと聞け」

🐉「……聞かない」

🔝「逃げんな」

🐉「逃げてない」

🔝「逃げてるだろ」

🐉「……」

🔝「あの時のまま止めんな」

🐉「……っ」

その言葉が、刺さる。

🔝「ちゃんと終わらせろ」

🐉「……終わってる」

🔝「終わってねえ」

🐉「終わってるって言ってんだろ」

🔝「じゃあなんで」

🐉「……」

🔝「なんで、そんな顔してんだよ」

言葉が出ない。

🔝「まだ残ってんだろ」

🐉「……」

否定できない。

それが、一番悔しい。



――壊れた理由は、“一言のすれ違い”だった。












えっと、未だにGDとTOPの口調つかめてません(?)
泣いていいですよね???いいですよね?泣きますね😭うへーーん

えーと,どうでした?今回もドッキドッキワックワック¿してくれましたか??
してくれてたら飛び跳ねます😏

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