検査室は静かだった。
白い壁。
白い天井。
白い光。
全部が冷たい。
私は椅子に座りながら、
透けた右腕を見下ろす。
検査機器の光が、
ひび割れた部分をなぞっていく。
看護師さんも、
担当医も何も言わない。
だから余計に怖かった。
しばらくして
担当医がモニターを見ながら口を開いた。
私は黙る。
予想してた。
でも聞きたくなかった。
胸元のひび。
あぁ…。やっぱりダメなやつじゃん…w
私は膝の上で手を握る。
透けた指先が震えた。
部屋が静かになった。
先生は少しだけ目を伏せる。
その反応だけで、
何となく分かった。
良くないんだろうな…
医者らしい答え。
でも。
その言葉の意味くらい、
私にも分かる。
保証できるほど長くない。
そういうことだ。
私は俯いた。
涙は出なかった。
出したら、止まらなくなりそうだったから。
検査が終わった。
外に出ると、本当にぷりっつは待っていた。
ぷりっつは私の表情を見たからだろうか。
何も、言わないでいてくれた。
重たい足取りで病棟へ戻り、
談話室の扉を開く。
あっきぃが一番に反応した。
その声だけで、
ちょっと、肩の力が抜ける。
ちぐさくんが聞く。
私は少し迷って。
それから笑った。
もうやめられない癖だ。
全員が微妙な顔をした。
おかしくなって思わず笑ってしまった。
久しぶりに、
自然に笑った。
すると
少しだけ星屑が零れる。
でも、ひびは増えなかった。
なんで…?
私は目を見開いた
あっきぃが言った。
その言葉に私は少し考える。
確かに前なら
怖いも。
痛いも。
苦しいも。
全部隠してた。
でも今は、少しだけ話してる。
突然すぎた。
人に敬語を使わないなんて、
考えたこともなかった。
あっきぃが屈託のない笑顔で指を指す
ak「はいどーぞ!」
無茶振り。
困る。
めちゃくちゃ困る。
談話室中が見てる。
みんな笑ってる。
待ってる。
一瞬、談話室が静かになる。
私は顔を真っ赤にした。
でも。
ぷりっつは少し微笑んで
そう言った。
今は誰も気づかない。
けれど、談話室は少し、暖かくなっていた。
メルトさんのギャップがいいです。
あと、最初のワンフレーズがメルトくんすぎて!
口調すごいんです!!
この先てぇてくなる予感しかしません。
悪いことは言いません見に行きましょう。
毎話毎話あの、ぐへぐへ(キモい)したりしてます
自担に近い方の作品でもあるからか
すごいもう…あれです!(?)
感想で語彙力のなさがバレます
ポチッと!ポチッと押すだけで見れるんで!
見に行きましょう。
二度と予約投稿なんかしません













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!