第23話

第十六話 失くしもの
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2026/10/03 09:26 更新
ある日



私は一人で廊下を歩いていた。
検査帰りだった。

すると
病院の自販機前に、ぷりっつがいた。


珍しい。

ここの自販機、無料だったっけ。
患者はお金ないし、当たり前かもだけど…。
(なまえ)
あなた
何してるの…?
すると
ぷりっつが振り向く。

その手には缶コーヒー。

でも、缶を持つ指が真っ赤だった。
(なまえ)
あなた
ぷりっつ…!何してんの?
私は思わず駆け寄る。

缶を持っていた部分が、
火傷みたいになっていた。
(なまえ)
あなた
だから、何やってんの……!
pr
え?
本人はきょとんとしている。
(なまえ)
あなた
熱く…ないの?
pr
そう…か?
感覚欠落症。

痛みも、温度も。

少しずつ、何も分からなくなる病気。
pr
……分からへんかった
ぷりっつがぽつりと言う。

その声が妙に静かだった。

私は胸が苦しくなる。

だってこの人。

今までずっと私に言ってた。

『痛いなら言え』

『無理するな』

『平気じゃないだろ』

なのに自分は。
pr
俺は平気やし
ぷりっつが言った。

私は顔を上げ、少ししかめる。

そして初めて…かもしれない。
少し強い声を出した。
(なまえ)
あなた
平気じゃないじゃん
ぷりっつが固まる。

みんなじゃない。

今度は私が救う番だ。
(なまえ)
あなた
火傷してる
pr
でも痛くねぇし
(なまえ)
あなた
そういう問題じゃない
自分でもびっくりするくらい、
すぐ言葉が出た。
(なまえ)
あなた
私だって
声が少し震える。
(なまえ)
あなた
ずっとそう言ってた
ぷりっつが黙る。
(なまえ)
あなた
平気って言ってた
(なまえ)
あなた
大丈夫って言ってた
(なまえ)
あなた
でも本当は違った!
雨音だけが響く。

私は透けた左手を握った。
(なまえ)
あなた
だから
小さく息を吸う。
(なまえ)
あなた
ぷりっつも、ちゃんと言って
(なまえ)
あなた
怖いなら怖いって
ぷりっつの目が
少しだけ、揺れていた。


雨音が響いていた。
文字数すっくな〜笑
書きたいことがなんか満足にかけません
優しい催促コメをください
そしたら更新頑張ります((上から目線ごめんなさい

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