キィィ 嫌な音をたてながら扉はそっと開く
あれ 頭がグラグラする …… 息が 酸素が無くなる
倒れる………
ここは何処だろう 真っ白で広い
でも狭くて暗い
天井が無ければ床も無くて壁も無い
そして何もなに
だけど 何もかもがここに存在する
ドサッ
15枚の御札を探し、███へ合流しろ
そうすれば
元の世界への扉は再び開くだろう
決して「イキカタ」を間違えてはいけない
そして 扉に入る時は絶対に
そうオスマンの声だけが響いて来た
その声が無くなった時、2人は目の前から消えた
跡形もなくまるで幽霊みたいに
そこには最初から誰も居なかったかのように
ただただ白い空間が広がっていた
俺は放心状態のままその場に突っ立っていた
バサッ
天乃家 昔から貴族一家として知られている天乃家
第17代目主人の天乃圭朗は有名な小説家だ
短歌や俳句の小説を作り、有名となった人物
ただ、息子が20歳の誕生日の日に交通事故で
夫妻共に旅立たれた。
その出来事には全ての人が悲しみ
一時期、大ニュースとして、取り上げられた
ただ、天乃家には 虐待 があったのでは と
噂されており、天乃圭朗は殺人を犯したとも、
言われている
その真相は 天乃圭朗と奥さんが亡くなった後に
判明し、解決はしていない
その話が本当なのかどうかも不明のままだ。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!