産まれた時の記憶がないけど、昔
幹部だったときの記憶があるが
回りには誰もいないし、荒れている。
此所は、…‥‥スラムっぽい。
昔俺此所に暮らしてたけど拾ってもらった。
…‥‥あのときは文字も
読めなかったのに今は
それすらも読めるし書ける。
だけど足りない…‥‥皆が、幹部がいないと。
親もいない、家もない、…‥‥
一人さ迷うしかなかった。
前世のように拾ってくれる人がいないから。
優しい奴に会えて、ご飯を貰えた…‥‥。
けど楽しくない、楽しくない…‥‥
内ゲバする相手も止める相手もいない。
親もいない誰も助けてはくれない。
拾ってもくれない…‥‥。
昔からあったテレビをつけると
ヒーローとヴィランが戦っている…‥‥。
そんな様子が見えた。
だけど、一時期ヒーローが
ヴィランを殺すというニュースがあった。
俺もひとのこといえないけど、
同じスラムで暮らす子供と一緒に
楽しく生活してたのにいつしか…‥‥。
依存していた。
そう思い知らされた、
目の前で殺された友達は
俺を生かしてくれた…‥‥。
仲間に会いたいってことも…‥‥
分かっていたらしい、嫌見抜いてた。
いつしか、甘く考えてた…‥‥。
大丈夫スラムだけど皆生きてるから…‥‥、と
けど、目の前にいる赤い、赤い死体は…‥‥
息をしていない…‥‥。
泣きつかれて、友達のとなりで…‥‥
成仏してほしくて…‥‥
寝てしまった…‥‥。
けど、それが駄目だった…‥‥。
どこかは分からない病院?に居た。
『俺みたいなのを増やさないように…‥‥』
『依存しないように…‥‥』
『友達が死ななくても…‥‥
生きていける世界に…‥‥。』
『そしたら、皆と会えるんかなぁ?』













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。