アンジェラの幼少期は、幸せだった
両親が亡くなる前までは、、、、
ーフェリトリーナ大公家ー
急いで階段を降りてくる足音がした
両親の袖をつかみ出かけることに反対をしていたアンジェラ
そんなアンジェラを優しい手で父親は、アンジェラの頭を撫でた
アンジェラの父親の隣にいた母がアンジェラと同じ目線まで腰を下ろしアンジェラに問いかけた
アンジェラの母は、アンジェラの小さな手両手を持ち答えた
だが、アンジェラは王宮に行く事をまだ反対し理由を答えた
この日は、土砂降りで雨が朝から続いていた
アンジェラの言葉を聞いた父親がアンジェラを両手で包み込み話した
そんな父親の言葉を聞いて母親もアンジェラと父親を両手で包み込み話した
そう言って、母親はアンジェラの後ろ隣に居たクロエとセオドアを手で合図しクロエとセオドアも包み込んだ
そういい、両親は2度と屋敷へは帰ってくることは無かった
土砂降りの中走らせた馬車の足が滑り崖から落ちて父は母をかばい即死だったらしい
父にかばわれた母は、救援が来るまで息が続いていたらしいが救援の人にアンジェラのお土産のオルゴールを渡した後亡くなった
その後、フェリトリーナ大公家の当主は長女のクロエになりアンジェラは両親の事が忘れられず数日間部屋に閉じこもり泣き続けていた
コツコツコツとアンジェラの部屋に近づく足音がした
トントン
部屋をノックした
そう言い残しクロエは、貴族会議へと向かった
ーーーーーーーーーーー数年後ーーーーーーーーーーー
アンジェラは、部屋からは出て気を紛らわせるため剣術のを習い始めた
後ろから誰かが近づいてくる足音がするが使用人達は話に夢中で誰も聞こえなかった
使用人達は、セオドアがいると分からず焦りだし自分の仕事に戻ろうとしたがセオドアに止められた
メイド達は焦りだし口を開いた
執事のおかしい質問にセオドアは、笑った
セオドアは、歩き向こうの棟へ歩き使用人達のわきを通る前に最後の言葉を言い残した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。