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第9話

第2章〜第1話〜
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2025/01/24 23:27 更新
学校一のマドンナと平凡な男子生徒が付き合い始め、
しばらくの時が流れた。
そんなある日、彼らのクラスに新しい女子生徒が転入してきた。
彼女の名前は 城田ユリ。整った顔立ちとモデルのようなスタイルで、一瞬にしてクラス全員の注目を集める存在だった。
城田
城田
よろしくお願いします。
桐生は特に気にも留めずに席に着こうとしたが、城田はそんな彼の横にまっすぐ歩いてきた。
城田
城田
君が桐生君?前のキス事件、すごく話題になってたよ。
桐生
桐生
あ、ああ…うん、まあ…。
すると、教室の隅で静かに様子を見ていた黒瀬の表情が一瞬だけ険しくなった。
〜昼休み〜
城田は桐生を廊下に呼び出し、意味深な笑みを浮かべて言った。
城田
城田
桐生君、あなたって面白い人だね。私、あなたみたいな人が好きになっちゃいそう。
その言葉に桐生は固まった。しかし、その場に偶然通りかかった黒瀬が、静かに城田の隣に立つ。
黒瀬
黒瀬
城田さん、何を話しているのかしら?
城田
城田
あら、生徒会長さん。別に、ただちょっと彼とお話していただけよ?
黒瀬
黒瀬
そう。桐生君は私の大切な人だから、あまり困らせないでね?
その場は一旦収まったが、城田は挑戦的な視線を黒瀬に送りつつ、立ち去った。

〜放課後〜
その日の放課後、黒瀬は桐生と一緒に帰ろうとするが、城田が突然現れる。
桐生君、良かったら今日一緒に帰らない?近くのカフェに美味しいケーキがあるって聞いたんだけど。
黒瀬は静かに立ち止まり、桐生を見つめる。
桐生
桐生
あ、えっと…その…。
黒瀬
黒瀬
ごめんなさい、城田さん。彼は私と帰る約束をしているの。
城田は少し唇を尖らせたが、笑顔を崩さない。
城田
城田
ふーん、そっか。でも、また別の機会に誘うから、その時はよろしくね?
桐生の心は複雑だったが、黒瀬の握る手の温かさが彼を安心させていた。

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