いや …… ごめん 。忘れてた
今度から気をつけます
──────
──────
彼は 、僕に名前を与える 。そう言ってくれた 。
上から目線腹立つ 。
立場的には 、この人の方が上だから仕方がないんだけど
僕はよく分からない像を指さした 。
両手を合わせている 、よく分からない像を
何でも良かった 。ただ 、呼ばれる名前さえあれば
僕を買うこそが 、物好きでしょ
この人の方が 、変わっている
……
____ !!
おかしい 。身体が勝手に動く
口が勝手に喋る 。何で …………
王子人軽々と説明をしている
…… 誰かにバレたらやばそうな魔法を 、どうして僕に教えた ?
身体が動くようになった 。
…… 手首が痛い 。
──────
「 初兎様 。」
──────
……
………………
これが 、ここからが全ての始まりだった
──────
数ヶ月後
──────
僕と彼 、初兎ちゃんは
従者と王子と言うより 、もはや友人のような関係になっていた
初兎ちゃんは少し 、寂しそうな表情をしていた
やる気になったようで 、ペンを持って机に向かう彼 。
…… そんなに僕とお話したいのかな 。
僕は今日も 、従者として生きている 。
あの日 、彼が僕を買ってくれたからだ 。
──────
END ?
──────
うん 、失敗した 。
リクエストしてくれたのに申し訳ありません !
んで 、ここからが本題
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次は来週までに投稿します
たぶん
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。