第6話

白 × 水色 従者関係 3
251
2024/02/16 10:10




いや …… ごめん 。忘れてた


今度から気をつけます



──────



──────








S .
従者さんは 、名前無いんよな ? 
H
…… ないよ 。そんなの 。
S .
…… じゃあ 、僕が名前をあげる 。



彼は 、僕に名前を与える 。そう言ってくれた 。



H
僕に 、名前 …… 
S .
何がいい ? 
S .
特別に 、選ばせてあげる 。
H
…………… 



上から目線腹立つ 。


立場的には 、この人の方が上だから仕方がないんだけど


H
……… あれって 、何 ? 



僕はよく分からない像を指さした 。


両手を合わせている 、よく分からない像を


S .
あれは 、異国から取り寄せた像やで 。
S .
ほとけ …… って 、言うんやっけ 。
H
じゃあ 、ほとけで 。
S .
え 、それでええの ? 
H
名前なんて 、あるだけマシだし 



何でも良かった 。ただ 、呼ばれる名前さえあれば


S .
変わっとるなぁ …… 
H
お前にだけは言われたくない 。




僕を買うこそが 、物好きでしょ


この人の方が 、変わっている



S .
…… ほとけって 、異国の言葉では 
S .
「 いむ 」とも読めるらしいで ? 
H
そうなんだ 。
S .
興味持って ? 
S .
…… 今日から 、ほとけは ____ 。






S .
僕の召使いだ 。




……





H
え っ 。
S .
ってことで 、よろしくな ? 













S .
どんなときも 、俺に命を捧げてな 。
S .
" ほとけ "




____ !!



H
… はい 。仰せのままに 。






おかしい 。身体が勝手に動く


口が勝手に喋る 。何で …………




S .
…… 僕の 、ちょっとした魔法やで 
S .
名前に魔力を込めることでな ? 



王子人軽々と説明をしている


…… 誰かにバレたらやばそうな魔法を 、どうして僕に教えた ?


S .
ソイツを一定時間服従させれるんよ 
S .
おもろい魔法やろ ? 
H
今すぐ解いて 。
S .
あ 、ごめんごめん 。




身体が動くようになった 。


…… 手首が痛い 。



H
だからさっき 、僕 …… 




──────



「 初兎様 。」



──────






H
なんて言ってたのか …… 。
H
…… 敵に回したくないなぁ 
S .
ははっ 、多分敵には回さんで 。多分 
H
保険かけてきた …… 




S .
君が僕に逆らわないのならな ? 




……



H
…… わかったよ ! 逆らわない !
S .
嘘ついたら処刑な 。
H
重すぎ …… 









S .
何はともあれ 、改めてよろしくな ? 
S .
いむくん 。






………………







H
…………… うん 。






これが 、ここからが全ての始まりだった





──────

数ヶ月後

──────








S .
…… いむくん 。
H
初兎ちゃん 、どうかした ? 
S .
勉強飽きたから話そ ? 
H
お父様に見張っとけって言われてるし ……
H
命令を無視したあとが怖いからヤダ 。
S .
つまんな 。




僕と彼 、初兎ちゃんは



従者と王子と言うより 、もはや友人のような関係になっていた




S .
… 。





初兎ちゃんは少し 、寂しそうな表情をしていた





H
あ 、あー ……… 
H
…… 勉強頑張ったら 、沢山話そ ? 
S .
! マジで ? 
H
マジマジ 。
S .
よし頑張るわ ! 




やる気になったようで 、ペンを持って机に向かう彼 。



…… そんなに僕とお話したいのかな 。




H
…………… ふふっ 。






僕は今日も 、従者として生きている 。


あの日 、彼が僕を買ってくれたからだ 。








H
…… この目に通り 、本当に幸運がきたのかな 
S .
何1人で言ってるん ? 
H
なんでもない 〜 ! 








──────

END ?

──────



うん 、失敗した 。


リクエストしてくれたのに申し訳ありません !








んで 、ここからが本題








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音 .
音 .
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次は来週までに投稿します




たぶん





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