第22話

『鳴海弦』
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2024/06/24 08:00








その後、私は一時的に第一部隊に預かられる事となった。
第一部隊に預かられるのは私以外にもう1人、四ノ宮ちゃんが私と一緒に配属されるという。
今はその彼女と一緒に第一部隊の副隊長が来るのを待っていた。

因みにちゃんと薬は飲んだよ。








あなた
おじさん、処分保留されたみたいだな
四ノ宮キコル
そうね
あなた
四ノ宮、嬉しそう
四ノ宮キコル
は、はぁ!?別に、仲間として嬉しいだけよ!
あなた
(ガッツリ照れとるがな)








まだまだ初々しい彼女を、我が子を見守るように赤面した横顔を見つめていると、控え室の扉が開いた。

入ってきた人物は図体が約2mをゆうに超えるほどの身長の男性。

第一部隊の副隊長、長谷川エイジだった。









長谷川エイジ
待たせたな
長谷川エイジ
四ノ宮隊員、あなたの名字隊員
あなた
四ノ宮キコル
…!
長谷川エイジ
隊長室に案内しよう
















長谷川エイジ
亜白第三部隊隊長から達しがあったと思うが、立川基地復興までの間
長谷川エイジ
お前達は第一部隊で預かることになった
四ノ宮キコル
はい!
あなた
はい








第一部隊、怪獣大国日本の最強基幹部隊だと聞いた事がある。
各国でその名を轟かせていた、この第一部隊は腕を磨くにはうってつけの場所だろう。
数分後、無事に隊長室に着き副隊長が大きな扉をノックし『入ります』と隊長に呼びかけゆっくりと扉を開ける。
日本最強部隊の隊長、学び取れるものは全て学ばせてもらおう。








長谷川エイジ
鳴海げ___…









扉を開けると、私の目に映ったのは廃人がゲームをしている様子で、当の本人の隊長が見当たらない。








鳴海弦
あと少しでプラチナランク、あと少しでプラチナランク
長谷川エイジ
四ノ宮キコル
あなた
…(あ、察し)








扉が副隊長によって閉まった。
あ、これ…かなり怒ってるっぽい……。
大丈夫かなあの人隊長(








長谷川エイジ
ちょっとここで待ってろ
四ノ宮キコル
あなた
(四ノ宮ちゃん顔が…虚無になってるよ)








扉が閉められ、二人寂しく残されてしまった。
寂しいです。

中から聞こえる大乱闘のような騒音と声に聞こえないふりをして目を閉じた。

しばらくすると再び扉が開き、長谷川副隊長と副隊長につままれている隊長もどきが顔を出した。








長谷川エイジ
鳴海隊長だ、よろしく頼む
鳴海弦
四ノ宮キコル
あなた
鳴海弦
ほーう君達が噂の功さんの娘と新しい隊員か
四ノ宮キコル
第三部隊所属!四ノ宮キコルであります!
四ノ宮キコル
第一部隊にお世話になります!なんなりとご命令ください!!
あなた
同じく第三部隊所属、あなたの名字あなたであります!
あなた
一時的に預かられる事になりました、なんなりとお申し付けください!
鳴海弦
まぁそうかしこまるな
鳴海弦
堅苦しい挨拶はいらん
鳴海弦
第一部隊の隊長としてボクから君らに頼むのは一つだけだ
あなた
!、一つとは__…








一つ、それを聞こうとしたがそれよりも早く警報が鳴った。








鳴海弦
お、出動だ
鳴海弦
ちょうどいい
鳴海弦
ボクらの戦いからそれがなんなのか学ぶといい
鳴海弦
特等席での、見学を許可しよう








笑みを浮かべ、そう言い放つ彼の雰囲気は今までとは違い、その雰囲気だけで私達はあっと言う間に圧倒される。
これが、本当の第一部隊隊長
鳴海弦…!








鳴海隊長出ましたね〜!
ここからは鳴海隊長がメインになってきます!
スポットライトすごいしてくれる人が二人もいてくれてめちゃくちゃ嬉しいです!!💕
励みになります!!




お互いアニメは違いますが、糸目の推しキャラのカプです!
片方は副隊長、もう片方はダイヤのAの小湊亮介です!
亮介の方はCV岡本信彦です!
これからもっとえっちいBL描けるようになりたい
スポーツアニメと戦闘アニメ良いですなぁ

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