saidoあっきぃ
…青の人はきょとんとした顔をしているけど
この人にとっては人に優しくするのは
当たり前なのかもしれないけど
どうしても人は信用できない
どうせ…愛情なんて、くれない
最終的には絶望するくらいなら
……この人達はいい人なのかも…なんて…
考えてしまっている俺を
………否定して…突き放してほしい
傷つく前に
今なら……まだ…受け入れれるから…
そういえば赤の人も言ってたけどボスって
緑の人のことなのかな…
青の人が真剣な顔で真っ直ぐな瞳で俺の目を捉えた
その瞳は闇があるように暗いが暖かいぬくもりが
ある気がする
それは青の人だけじゃなく
紫の人も同じような瞳だった
過去があって今の俺になる…?
それはまさに今の俺の気持ちだった
わからなかった…信じていいのか
でも…怖いんだ
また…あの日みたいに絶望したくない
絶望するくらいなら最初から信じたくない
なのに…
この人達の言葉にがちがちに固まっていた
結び目が少しほどけていくような感覚がした
……緑の人?
あい…してくれる…?
その時、青の人が勢いよく立ち上がった
2人が立ち上がって
出口へ向かうからそれについていく
だけど
俺の頭の中は色々なことでぐちゃぐちゃだった











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。