な「さとみくんが仕事から帰ってきたみたーい」
な「会話してるみたいだから内容をそっちに送るね」
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そういったふたりは悪魔の笑みをしている。よく漫画で見る口裂け女みたいに。
でもさとみの目の奥は本気じゃなかった。気づいているだろ。本心は
か て ん だよ
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僕達は街の人の安全を確保し、戦闘準備に入った。
特に強いスキルを持った訳では無いが勝てる自信がある。
だってさとみくんにはまだ意思がある。全てが溺れたわけじゃない。
相方なら……メンバーならそれをしっかり理解すると思う。
なーくんの叫びと同時に僕達は外に飛び出す。
そこには禍々しい姿をした敵たちと暗いピンクの猫。
奥にはフードを被った女とさとみくんがいる。
まるで世界を滅ぼしに来るような目つきでこちらを見てる。
明らかに戦闘人数が少ないけど
なーくんと僕は倒れていく敵の背中や腹を踏みながらさとみくんの元に向かった。
背後から襲いかかってくる気配や殺られる声がするが全て雑音に過ぎない。
戦ってもないのに返り血を浴びながらさとみくんの前に出た僕達は
魔法ではなく説得力で解決しようとした
ほんとに分からないのか、それともフリなのか。このまま
説得しても無駄かもしれない。そう思っていた矢先に
確かに聞こえた。224。
なんの数字だ。これは何を表している。これを聞き取ったのは僕だけか。
それともここにいる全員か。
教えてくれ。お願いだから!
背後で気配が消えた。
なんでだ。まだ戦う時間はあっただろ
もう遅かった。僕の視界は一瞬にして
暗闇に覆われた。その中には綺麗なピンク色のバラが咲いていた。
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次回 洗脳できない僅かなパーツ




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。