ライくんの部屋から楽しそうな
声が聞こえてきた頃 , 私は学校の
課題に手を出していたが 少し油断
するたびにライくんの事が頭に
よぎってしまう
椅子から体を離し , 星導くんの
元に近寄り 冷蔵庫まで小さな
案内をする
「 星導くんにこんな話しても
仕方ないよね 」なんて
軽く笑う私に , 星導くんはキョトンと
した顔を向ける
___と、一番気になるところで
喉に突っかかるように止まって
しまった 。
身近にいる年下がライくんしか
いないから , 年下を呼び捨てで
呼ぶのが新鮮で 少し気恥ずかし
い気分になる












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。