あなたの下の名前 side
それはある日のこと…
そして私達は公園に移動した。
そこにはサッカーをした少年とそれを見ている少女がいた。
暫くすると、萩原君が急に水飲み場の方を見た。
どうやらさっきの少年少女がトラブルを起こしてしまったらしい。
水飲み場のパイプのジョイント部分が外れて、両側から水が勢いよく噴き出していた。
その二人をよく見ると…
あれれ〜おかしいぞぉ〜?
何で我らの主人公工藤新一とヒロイン毛利蘭がいるの〜?
疑問符が頭の中を飛び交うが、それはさておき、どうやら結構大変な状況みたい。
新一君がパイプの両側を押さえているが、予想以上に水の勢いが激しいようで、彼の手では到底水を防げそうではない。
すると…
そう言い蘭ちゃんの頭をなでて慰めている、萩原君がいた。
萩原君ロリコンか…?←
萩原君は新一君の手をパイプから離し、パイプの間にボールを押し込んだ。
新一君がそう言うと、萩原君は軽くウインクをした。
そう言って私は萩原君達の元に行って、新一君と蘭ちゃんに声をかけた。
私は持っていたタオルを差し出した。
二人は濡れた髪をタオルで拭く。
そうしていると…
私は自分のタオルを萩原君の頭の上に乗せて、
彼の髪を拭き始めた。
そう言いながら私は萩原君の頭を撫でた。
妙に二人が不服そうで、その横にいた新一君が顔を引きつらせていた。
何かが光った気がしてふとポケットを見ると、
ポケット内のインカムが緑色に光っていた。
…神からの連絡か。私はインカムをつけた。
その後、水道局の人が来てくれたおかげでパイプは直った。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!