第41話

night cafe
253
2025/06/12 05:06 更新
カランコロッカラン..
少し重たい木枠のドアを開けると

カラカラと鳴る

聞いたことのない優しい音が印象的だった。


胡桃かな?木の実かな?

そう言う何か、カラカラと音が鳴るもので

作られていた。



お店の雰囲気は外から見てた印象通り

温かみのある穏やかな空間だった。
店主
こんばんは。
あなた
、こんばんは、、一名なんですが、、
店主
はい、そちらのお席にどうぞ。

他にはお客さんもいなくて、

店主さんらしき人がお店に1人。

落ち着いた感じの男性で

私よりは少し上かもしれないけど

お店の雰囲気からイメージしてたより

すごく若いな、、という印象を受けた。
店主
こちらが、メニューになります。
あなた
ありがとうございます


お店のメニューも

このお店の雰囲気にあった感じで

どれにするか迷っていると
店主
今日はすごく冷えたので、温かいココアと木の実のケーキがおすすめですよ。
あなた
あ、、じゃあ、それにします。
店主
はは、無理矢理誘導しちゃいましたね。笑
あなた
あ、いえ、、迷ってたので、ありがたいです。
あなた
ココアと木の実のケーキ、お願いします。
店主
かしこまりました。少々お待ちください。



キッチンが見える作りになっている店内は

木のぬくもりが感じられて

外から見るよりずっと広い。


家具やインテリアもこだわりを感じられて

まるで、森の中にひっそりと佇む

動物たちの隠れ家みたい。
あなた
素敵なお店、、
店主
ありがとうございます。笑
あなた
あ、、、// 恥ずかしい、//笑


独り言のつもりだったのにはずかしい、、笑
店主
観光ですか?
あなた
あ、、いえ、、通勤中毎日見かけて気になってたんです。
店主
この辺りの方なんですか。
あなた
あ、、はい、、。
店主
なんか意外です。笑
あなた
意外、、ですか、、?笑
店主
こんな田舎では、なかなか見かけない感じというか、笑
店主
、、いろいろ語弊がありそうですが。笑
あなた
あはは、、そうですかね、、?笑
あなた
地元ですが、しばらくこっちにいなかったので、そのせいかもしれないです。笑
店主
え、地元なんですか?
あなた
はい
店主
僕も地元なんですよ、ここらへん。笑
あなた
知ってる人、、いるかもしれませんね。笑
色んな話をしていくと

10歳くらい年齢は違うけど

小中高が同じだった店主さん。

店主
今日は雪だからか、全然人来ないな。笑
店主
だから来ていただけてよかったです。
あなた
私も来れてよかったです。


なんだか、年は違えど

同じ場所で育った人ってだけで

すごく親近感が湧いた気がしてたら

店主さんも同じように思ってくれていたらしく
店主
後輩だったこともわかったし。笑
あなた
はは、びっくりでしたね。笑
店主
ぜひ、また来てください。
あなた
ありがとうございます。
あなた
ケーキもココアも美味しくて
あなた
、、元気出ました。
店主
何かあったみたいですね。笑
あなた
ははは、まぁ、大したことじゃないんですけど。
あなた
でも、今日ここでゆっくりできてよかったです。
店主
そのうち、、話したくなったら聞かせてください。
店主
来た時泣いてたように見えたから。
あなた
はは、、いい歳してお恥ずかしいです。笑
あなた
、、、実は、忘れられない彼がいて、
あなた
色々と思い出してたら、、つい。笑
店主
思い出すきっかけがあったんですね。
あなた
そうなんです。
あなた
若い頃のたった数年の付き合いなのに
あなた
今だに忘れられないなんて、自分でも驚きます。笑
店主
、、そういうことは、ありますよ。
店主
誰にでも、あります。
あなた
そうですかね。。
店主
でもその方、、日本の方じゃないですね。
あなた
えっ、、、、、、
なんで?、????

なんで、わかるの??


怖くなった。
店主
ああ、驚かせちゃってごめんね。笑
あなた
いや、、あの、、、、、、、、、。
あなた
どうしてそう思ったのか、、聞いてもいいですか?
店主
うん、入ってきた時から伝えるつもりだったよ。
あなた
、、、、、、、?



恐怖 以外の言葉が思いつかないのに

それ以上に 不思議 で仕方なかった。
店主
昔から話しているうちに、人のつながりがなんとなくわかっちゃう気がしてて
店主
なんでそう思うのかはわからなかったけど
店主
その人の魂が伝えてくる、みたいな感覚で
店主
あ、こういう話、、好き嫌いはあるかもしれないけど、大丈夫?笑
あなた
はい、大丈夫です。
店主
じゃあ、説明を少しだけ。


そう言ってなぜ当てたのか

店主さんはわかりやすく説明してくれた。

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