第59話

7話
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2024/12/27 09:00 更新
(なまえ)
あなた
ふぅ……


緊張した……



夕食会の後、とりあえず部屋に戻った



客室を貸してくれると言うことで通された部屋は、とても綺麗だった



茶色の大人感あふれる家具に、温かみがあって安心する



一つ一つの家具の装飾が大分立派だけど……w

(なまえ)
あなた
私、大丈夫かな?


ばぁうくんのお母さんとお姉さん達には歓迎されたけど、お父さんには渋い顔をされたし



___コンコンッ___

メイド
失礼します
メイド
至急、お越しになるようにと旦那様から言われております
(なまえ)
あなた
???


ばぁうくんのお父さんから?



嫌な予感がしたけど、断る理由もないので、行くことにした












(なまえ)
あなた
失礼します
赤石康介
来たか


部屋には、康介さんと美津子さんがいた



2人とも硬い表情



思わず身体に緊張が走った

(なまえ)
あなた
それで、なにか私に用ですか?
赤石康介
あぁ


椅子を勧められ、座ると、彼はスゥッと息を吸って端的に話した

赤石康介
単刀直入に言おう
赤石康介
ばぁうと別れてほしい


きた



なんとなく、そんな気はしたんだけど……

(なまえ)
あなた
なぜ、ですか?


慎重に言葉を選んで尋ねる



相手の機嫌を損ねないように

赤石康介
君も知っていると思うが、ばぁうは我が社の跡取りだ
赤石康介
それ相応の伴侶が必要となる
赤石康介
そのためには、君はふさわしくない


わぁ、ズバッと言われてしまった



まぁ、それもそうか



明らかに、私は力不足だろうし

(なまえ)
あなた
言いたい事はわかります
赤石康介
なら……
(なまえ)
あなた
ですが、それはできません


キッパリと、物申した



私の態度に、康介さんはビックリし、ギロリと睨んだ

赤石康介
なぜだ
(なまえ)
あなた
……私が、好きだからです
赤石康介
君が?
(なまえ)
あなた
確かに、私は力不足です
(なまえ)
あなた
礼儀作法なんて得意ではないですし、社交関連はよく分かりません
(なまえ)
あなた
このさき、彼の足を引っ張るでしょう
(なまえ)
あなた
ですが、私はそのために頑張りたいです
(なまえ)
あなた
彼のために、苦手なこと全てをしたい
(なまえ)
あなた
彼の隣に並べられるようになりたい
(なまえ)
あなた
努力をしたい
(なまえ)
あなた
……そのために、チャンスをもらえることは、できませんか?
赤石康介
……


じっと見つめること数分



これは、無理なのだろうか



そう思った瞬間

(なまえ)
あなた
え?
赤石芭亜宇
へ?
(なまえ)
あなた
ばぁう、くん?


なんでここに?

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