緊張した……
夕食会の後、とりあえず部屋に戻った
客室を貸してくれると言うことで通された部屋は、とても綺麗だった
茶色の大人感あふれる家具に、温かみがあって安心する
一つ一つの家具の装飾が大分立派だけど……w
ばぁうくんのお母さんとお姉さん達には歓迎されたけど、お父さんには渋い顔をされたし
___コンコンッ___
ばぁうくんのお父さんから?
嫌な予感がしたけど、断る理由もないので、行くことにした
部屋には、康介さんと美津子さんがいた
2人とも硬い表情
思わず身体に緊張が走った
椅子を勧められ、座ると、彼はスゥッと息を吸って端的に話した
きた
なんとなく、そんな気はしたんだけど……
慎重に言葉を選んで尋ねる
相手の機嫌を損ねないように
わぁ、ズバッと言われてしまった
まぁ、それもそうか
明らかに、私は力不足だろうし
キッパリと、物申した
私の態度に、康介さんはビックリし、ギロリと睨んだ
じっと見つめること数分
これは、無理なのだろうか
そう思った瞬間
なんでここに?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!