第5話

ふわっと、ふれる 3
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2025/08/14 13:54 更新
ノーマンがエマの耳を触っていて、それに気付き嫉妬するレイ
その日の午後。ひなたぼっこの途中で、エマが木にもたれて寝てしまった。

ノーマンは、そんなエマの寝顔をじっと見つめる。

猫耳が、ふるふる……ぴくぴく……

「……触ってみたい……」
思わず、手が伸びる。

ふにゃっ

「……っ!! や、やわらか……っ」
指先に伝わるのは、ふわっふわの手触り。

その瞬間、エマの耳がぴくんと跳ねて、寝ぼけたように目を開けた。

「んー……? ノーマン……?」

「ご、ごめん!つい……!」

「ふにゃ〜……気持ちよかったぁ///……」
エマは目をとろんとさせて、また眠りに落ちていく。

……そこに、静かに立っていたレイ。

「お前、エマの耳、触ったな?」

「……あ、バレた?」

「……俺も触る」

「えっ?」

「触る。今」

そう言うと、レイはエマのもう片方の耳をふにゃっと優しく撫でた。

「……ふにゃああ〜///……」

エマ、ふたりに同時に耳触られて、幸せそうな顔で完全に爆睡。

「……レイ」

「……ノーマン」

「「……反則じゃない?」」

その日2人は、エマにバレないよう、お互いを牽制しあいながら“もう一回だけ”を狙っていた。

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