第16話

STORY 16
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2019/03/12 14:51
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
俺のことわからないのか?
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
すいません
思い出そうとしても頭の中が真っ白になって…
焦凍は椅子に座りうつ向いてしまっている
その後オールマイトが医者を連れてきて、診てもらう
医者「おそらく、頭を強く打ったときに記憶が消えたのでしょう」
医者「あなたのお名前は何ですか?」
雪緋問いかける
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
私…私は…えっ…なんだっけ…えーと
医者「君の名前は、轟雪緋さん。
このように、すべてのことを忘れてしまっているようです」
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
もとの記憶は戻るのですか?
医者「断言はできませんが、何かつよいショックを与えたりすれば戻る可能性もあります」
オールマイト
オールマイト
ショックあたえる…なら、事故があった場所に戻ればいいんじゃないか!
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
そうですね
もしかしたら記憶が戻るかもしれませんね
勢いよくトビラが開く
轟冬美
轟冬美
雪緋!!
夏雄「雪大丈夫か!?」
医者「ご兄弟ですか。実は雪緋さんは記憶を失ってしまっていまして、貴方のもとにことがわかっていないかもしれません」
夏雄「記憶喪失!?」
轟冬美
轟冬美
雪緋私達のことわからないの?
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
すいません…
轟冬美
轟冬美
そんなことが…
それから、冬美たちは医者と話すためいちど病室から出ていき先生たちも事故の話をしてそのまま帰ると言って行ってしまった

焦凍は、一人屋上てフェンスによりかかりで風景を見て気持ちを落ち着けていた
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
私ってどういう人なんですか?
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
えっとねー雄英高校の1年A組のクラスメイトで、優しくって成績優秀でとても強い人なんだ。
僕達はヒーローを目指していて毎日その夢を叶えるため勉強しているんだ
あっ!でも、雪緋ちゃんは最年少のプロのヒーローで有名なんだよ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
それが私なんですか
あの、あの方はどんな人ですか?さっき私の隣にずっと居てくれた方です
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
轟君のこと?
彼は、周りの人には少し冷たくってあまり人と関わろうとしないんだ。でも、雪緋ちゃんだけは特別で姉弟だからっていうのもあるかもしれないけど甘えん坊になるらしいんだ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
らしい?
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
記憶があるときに君から聞いたんだ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
彼が甘えん坊さんですか
私…彼との記憶や自分のこと早く思い出したいです
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
早く記憶を戻せるよう、僕も協力するよ!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ありがとうございます
えっと…
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
ぼくは緑谷出久!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
緑谷さんですか
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷っていつも呼ばれていたから緑谷がでいいよ
数時間後に、話を聞いてきた冬美たちが帰ってきてそこで緑谷は帰っていき、冬美たちは一度着替えを取りに帰って行った
看護師さんが部屋に入ってきたので手を貸してもらい車椅子に乗ってあるところへ向かった
屋上
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
あいつのおかげで俺は変われた…なのに雪緋は記憶を失って…
姉一人俺は守れないのかよ…
一人考え込む姿を見つけ、呼ぶ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
し、焦凍!
聞きなれた声に呼ばれ反応する
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
お前
記憶が戻ったのか?
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
いえ…残念ながらまだ…
名前は、緑谷に聞きました
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
そうか
車椅子の操作に慣れていないためなかなかうまく進まず、焦凍が近づき後ろに回り押していく
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
なんで、慣れてもないのに車椅子でここまで来たんだ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
それは…貴方が泣いているような気がしたんです
場所はなんとなくここにいるかなと思い当てずっぽうできてみました
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
一瞬ドキッとし安心した
実は、双子だからお互いの感情のほかにも伝わるようにわかるのだ。それが今記憶を失った雪緋でもわかったのだから、どこかにまだちょっとした小さな記憶でも残っていたとわかって安心した。自分たちの糸はまだ切れていないのだと
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍私記憶戻すのがんばりますから、一緒に手伝ってくれますか?
後ろを振り返り手を差し伸べる
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
あぁ
最後まで付き合う
その手を取り約束を誓う

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