『ねぇ玲於』
「あ?」
『私ね、好きな人できた』
「…は?」
『好きな人できたの』
「…いやいや、何言ってんのお前」
『報告だよ』
「…え、それ本気で言ってる?」
『うん』
「…いや、それ勘違いじゃね」
いや、勘違いってなんだよ
「お前の思い込みじゃね」
『そんな訳ないじゃん』
「いやてかまずさ、なに勝手に好きな人作っちゃってんの?」
『好きになったもんはしょうがないでしょ』
「いやいや、俺がいながら好きな人作るとかお前どうかしてるわ」
『何言ってんの?』
「てかだいたいさぁ…」
この後何故かめちゃくちゃ文句を言われて、嘘だと言うタイミングを見失った○○でした。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。