一緒に出かけてからあっという間に1週間も経った
あんなに距離が縮まったのに
学校では何事もなかったように接してくる
でも前までみたいな気まずさは全くなく
平和に楽しく親しみやすく話させてもらってる
大きく変わったことといえば
1ヶ月後にある学園祭への準備が始まったこと。
色々話し合った結果
僕らのクラスは
とかなんとかあって
学級委員の手によってコスプレ喫茶に。(???)
学校全体で一致団結して準備を進めているのが現状
僕たちのクラスはそれぞれ時間別で回していく。
つまり誰もが1回はコスプレをしなければならないということ
3人で必死に何を着るか考えていた。
自分が着るものに頭を悩ませていたら
ふとヒョンジナの顔が頭に浮かんだ
2人に軽く告げて
パフォーマンス大会の練習をしているヒョンジナがいるダンス室へ向かった
鏡が並ぶダンス室の奥の方を見ると座り込んでペットボトルから水分補給しているヒョンジナがいた。
ヒョンジナは鏡を見ながらそう言っていた
汗っかきと言っても
頭から水を被ったように綺麗に見える(?)
はぁぁ、かっこいい
僕は自分のタオルを悩むことなくヒョンジナに渡した
勘違いされないかちょっと焦ったけど
大丈夫そう
そもそもヒョンジナがそんなこと思わないか、笑
そう言いながら綺麗に磨かれているダンス室の床に1着ずつ衣装を並べる
そう言われ驚いて辺りを見渡すと
スマホを触ってたり喋っていたり
イェジさんは、えなんか食べてる?
着るなんて想定外
服だけ見せるつもりだったのに…!!!
そう言いながらヒョンジナは僕の肩に手を置いてくる
ヒョンジンver.
ダンス室を出て階段を降りると
更衣室がある
そこを使ってもらって
リクスが悩んでるコスプレを
見せてもらうんだ^^
カチャッ
シャーーーーー……
カーテンが閉まる音
誰もいない階に
カーテン越しにリクスと2人
他に誰も居ない階で
静粛さが響き渡る
どうしたんだろう
リクスが黙りきっている
なんとか返事が返ってきたから
目の前で俺とリクスの間に入って遮っているカーテンを退けると
背中に羽をつけて白い姿を纏って
顔を赤くしているリクスが居た
カチャッ、シャーーーーー
閉められた…w
フィリックスver.
着替え終わってカーテンを開けられて
ヒョンジナと目が合った
後ろを振り向くと鏡
自分の姿を見ると恥ずかしすぎて潰れそうになる(?)
耐えきれなくなってカーテンをまた閉めてしまった
ダメだダメだダメだ
さっきから照れてばっかり
僕はそんな粘ろうとしているヒョンジナを置いて
ひよこの着ぐるみを頭から被った。
だけど
思っていた以上に恥ずかしくなってしまった
カチャッ
シャーーーーーー
あんまりだったかな
ずっとこっちを見ながら目を大きくしているヒョンジナ
そう言いながらヒョンジナが抱きついてきたということを理解するまでは少し時間がかかった
僕の体に抱きつきながら
上目遣いでこっちを見てくる
僕はまたカーテンを閉めて着替え始めた
今度はカチューシャとしっぽだけだから
制服の上から着ようかな
そんなことなどを考えながら着替えて
お披露目
問題のヒョンジナは
と顔を隠しながら呟いていた。
ヒョンジンver.
リクスが可愛すぎる。
天使と言い
ひよこと言い
心臓に悪い
それで今度は
猫ッッッッ!?
自分の心臓がうるさい
自分の耳にまで鼓動が聞こえてくる
あぁ、やっぱりリクスのことすきなんだな、俺
大好きなんだろうな
ずっと見てられなくて思わず顔を隠してしまう
リクスは俺の名前を呼びながら
あの小さい手で俺の顔の前にある手を退けて
なんと猫の鳴き真似を……
ダメだ、逝く
死ぬ。
なんでこんなに可愛いくて優しくて
天使みたいな人の存在に気づけなかったんだろう。
こんなに好き好き言ってるのに
こんな関係のままじゃ
いつまで経っても変わらないよな
告白……考えた方が良かったりして。
今日のポイント(?)
「にゃー」はやばい。
コスプレイメージ〜



こんないけイケメンがいるコスプレ喫茶をご存知の方はぜひ教えてください。
飛んで行きます。・*・:≡( ε:)
ご連絡お待ちしてます🫶




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。