上鳴side
期末テストが終わった次の日の数学の時間。
俺はまた、あなたちゃんに紙飛行機を飛ばすことにした。
ただ、どんな内容の話題にしようか。
いつも誰かと喋る時は、ポンポン話題が出てくるのに。
もちろん、話したいことはいくらでもある。
もっと好きなものの事とか知りたいし、
一緒に遊び行ったりしたいし。
でも、どの話題なら話が弾むかとか、どの話題なら楽しんで話してくれるかとか。
そんなことばっかり考えちゃって、上手く話がまとまらない。
期末2日前のあの時だって、相当、悩みに悩みまくってやっと出た話題だ。
今まで、誰かと話す時、こんなに迷ったっけ。
なんで迷う?聞きたいことを聞けばいいじゃん。
なんでこんな相手の事が気になるんだろう?
こんなに気になるなんてこと、今までなかった。
まぁ、とりあえず、無難に「犬派?猫派?」とか…?
俺は、黄緑の折り紙に思いついたことを書いて、紙飛行機にして隣の席に飛ばした。
心の内に出来たよく分からないモヤモヤは、ちょっと無視することにして。
ハート、お気に入り、増えてきました!ありがとうございます!
一旦フォロ限します💦2月には戻します!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。