第2話

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2022/08/27 03:05
 
 
 
彼女はドアノブに手を掛け、力を込めた



すると扉は簡単に開き、 小さな音が鳴った
あなた
……すみません
あなた
何方か、いらっしゃいませんか
 
奥の方から人が出てきた
 
???
はーい、依頼人のか、た………
 
私を見るなり固まってしまった。
 
そりゃあそうだよね
 
大量殺人犯が目の前に居るんだもの
 
???
谷崎、どうし、……
 
もう一人出てきた
 
とても目を見開いている
 
あなた
殺人に来た訳ではありません。
あなた
話だけでも、聞いてください
???
……
 
 
 
 
奥の応接間に通された。
 
???
……それで、
???
手配書を出されるような殺人犯が、探偵社に何の用だ
あなた
……殺人犯、ですか
 
 
 
あなた
私が今日此処に来たのは、その事についてです
???
……?
あなた
三日前に起きた無差別大量殺人事件
あなた
犯人は何方かご存知ですか?
???
……他でもない貴様だろう
 








あなた
いいえ
???
……は、?
あなた
あの事件、犯人は私ではないのです
???
何を根拠に……!
あなた
大体、このような小娘があのような事件を起こせると
あなた
本気でお思いですか?
???
……
あなた
運動の出来は平凡、かと云って強い異能がある訳でもない
あなた
16・・の娘に?
???
……!?
あなた
……少し、話が逸れましたね
あなた
私の目的は
あなた
真犯人の捕獲
あなた
それと
あなた
此処で匿って貰うこと、です
???
……俺では判断しかねる
???
…社長を、呼んでくる
 
そう云って彼は部屋を出ていってしまった
 
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