第19話

六 酔ってない
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2025/12/01 18:45 更新
ある晩、魔法舎のシャイロックのバーは

相変わらず賑やかだった。
ルチル
ルチル
それでそれで!
もう1人の女性の方が...
みんなあれこれ飲みながら

ルチルは今日の任務での面白い出来事を

元気にフィガロ、シャイロック、ムル、クロエと

ラスティカに話していた。



その場にあなたが静かに立ち入った。
ムル
ムル
賢者様だー!
シャイロック
シャイロック
おや、いらっしゃいませ、
賢者様。
なにをお飲みになれます?
(なまえ)
あなた
シャイロックのおすすめで
お願いする
シャイロック
シャイロック
かしこまりました。
ルチル
ルチル
賢者様!聞いてくださいよ。
ルチル
ルチル
今日の任務であった人たちが
私に動物にしてくださいって
ねだってきたんです!
ルチル
ルチル
試しに1人をうさぎさんにしたら
みんな大喜びでそのままいろんな
動物に変身させて遊んでました!
(なまえ)
あなた
そうか。それは楽しそうだな。
クロエ
クロエ
賢者様はなるとしたら
どんな動物になりたい?
(なまえ)
あなた
俺? そうだな.....
....彪とか?
ムル
ムル
あはは!賢者様にぴったりだ!
ニャーオ!
ルチル
ルチル
彪!格好いいですね!
すごく似合ってます!
フィガロ
フィガロ
面白い選択だね。
ラスティカ
ラスティカ
賢者様は彪が好きなのかい?
(なまえ)
あなた
ああ。しなやかで優雅で...
それでも強くて賢い....。
シャイロック
シャイロック
確かに、お似合いですね。
シャイロックはクスリと笑って

出来上がった綺麗な赤色のカクテルを

あなたの前に置く。
(なまえ)
あなた
綺麗な色だな。
どんなやつだ?
シャイロック
シャイロック
光栄です。夕焼けの真っ赤な空を
イメージして作ったものです。
クロエ
クロエ
本当に真っ赤だね!
(なまえ)
あなた
シャイロックの瞳みたいだな
シャイロック
シャイロック
おやまあ、口説いて
いらっしゃるのですか?
(なまえ)
あなた
事実を言ったまでだ。
フィガロ
フィガロ
賢者様の不意打ちは怖いね
(なまえ)
あなた
何が不意打ちだ。
フィガロ
フィガロ
そのまた無意識なところも
いいんだよね。
ラスティカ
ラスティカ
賢者様は真に心が美しい方
だということだね。裏の目的は
なく、ただ心からの甘い言葉。
(なまえ)
あなた
変に曲げるな...


みなあれこれ話しながら時間は過ぎていった。

それぞれ少しずつ酔ってきてるのが

明らかに見えた。
クロエ
クロエ
はあぁ.... ちょっと疲れてきたな...
(なまえ)
あなた
だいぶ飲んだな...
もうそろそろやめたらどうだ
クロエ
クロエ
え〜 でもぉ
フィガロ
フィガロ
ルチル.... 俺はちょと限界かな...
ルチル
ルチル
あはは!勝ったぁ〜!
(なまえ)
あなた
なんの勝負だ...
ルチル
ルチル
誰が先に酔い潰れるかです!
(なまえ)
あなた
おい...
フィガロ
フィガロ
ルチルは意外とお酒が強いんだよね...
(なまえ)
あなた
フィガロは顔真っ赤じゃないか...
大丈夫か?
フィガロ
フィガロ
んー、少し気持ち悪いかな...
賢者様は面倒見てくれるの?
(なまえ)
あなた
何を生意気な...
椅子の上で少しふらつくフィガロを

あなたはそっと支えてため息を吐く
ムル
ムル
フィガロ酔っ払っちゃった?
シャイロック
シャイロック
ふふ、みんなお可愛い姿に
なっていらっしゃいますね。
(なまえ)
あなた
シャイロック、今日はもう
酒を出さないでくれ...
シャイロック
シャイロック
そうですね、了解です。
にしても、賢者様は酔って
いらっしゃらないのですか?
(なまえ)
あなた
これくらいは大丈夫だ...
ラスティカ
ラスティカ
賢者様、お酒が強いんだねぇ...
(なまえ)
あなた
.....大丈夫かよ...
ルチル
ルチル
賢者様!私と対戦しますか?
(なまえ)
あなた
遠慮しておく。ルチルは
もう十分に飲んでる。
ルチル
ルチル
えぇ〜 大丈夫ですよ!
ムル
ムル
対戦って?何で戦うの?
ルチル
ルチル
どれくらい飲めるかです!
(なまえ)
あなた
やめろ。
(なまえ)
あなた
ムルもだいぶ飲んだけど
大丈夫なのか?
ムル
ムル
問題なし!ほら、回転も出来る!
そう言ってムルは宙に浮いてくるくる

回転をし始めた。
(なまえ)
あなた
おい、危ないからやめ....
いい終わりもする前に、ムルはある本棚に

衝突してしまった。体当たりの勢いで

ムルはその場に転び、本棚が

ゆっくり前に落ち始める。
(なまえ)
あなた
....っ!ムル!
あなたは一瞬で椅子から飛び降りて

ムルの方に駆けつける。

片手で落ちてくる本棚を抑え、

棚に入っていた本が落ちてくるところ、

ムルの頭を自分の体で庇った。

ムルは少しびっくりしたのか、自分を庇う

あなたを見上げて瞬きをする。
シャイロック
シャイロック
《インヴィーベル》
シャイロックは魔法でそっと本棚を戻し、

本も棚の中に戻してくれた。
(なまえ)
あなた
はぁ....まったく....
大丈夫か、ムル?怪我は?
ムル
ムル
大丈夫!賢者様早かったね!
(なまえ)
あなた
馬鹿な真似はよせ。
まったく、危ない真似を...
あなたはふぅと安心してため息をつき、

ゆっくりムルを庇った体制から離れた。

だがムルはそのままあなたにしがみついて

ぎゅうっと抱きしめる。
(なまえ)
あなた
.....なんだ
ムル
ムル
賢者様、人間なのに
魔法使いの俺を
助けようとするんだね!
(なまえ)
あなた
...当たり前だろ。魔法使いであっても
あれは怪我するだろ。
ムル
ムル
たしかに!
シャイロック
シャイロック
賢者様、ご無事ですか?
フィガロ
フィガロ
よくあれだけ飲んでも
素早く動けるね...
ルチル
ルチル
ふふ、さすがです、賢者様!
クロエ
クロエ
か、格好良かったね!
ムル
ムル
ヒーローだ!
(なまえ)
あなた
やかましい...
ムルはまるで猫のようにしがみつきながら

すりすりしてくる。

あなたはまたため息をつくが、

ムルの行為に小さく微笑んで、優しく

頭を撫でた。
(なまえ)
あなた
ムルは本当に猫みたいだな...
これからは気をつけるんだぞ。
ムル
ムル
はーい!

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