第13話

人造エネミー
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2018/11/27 05:31 更新
「ごっしゅじーん!」
「なんだよ、エネ」
「今日はマリーさんのおうちに行くんですよ!」
「知ってるよ」
今日はマリーの家に掃除をしに行く。
私たちもそれの手伝いで、今日はみんなで行くことになった。
「みんなありがとう。手伝ってくれて」
「いいんすよ!じゃあ行くっすか!」
何だかすごく楽しくなりそうだ。

「ていうかマリーの家、山奥だろ?」
「ご主人大丈夫ですか?」
「まぁ1回行ったことあるからな」
「エネちゃん、体戻ったら?」
「そうですねー!戻ります!」
私はソファで寝ていた自分の体に戻る。
「フゥ、なんか疲れるんだよね。移動の時」
「体力使うんだ」
「ちょっとだけどね」
「おい、お前ら、そろそろ行くぞ」
「はーい!」

「ツキはマリーの家行ったことあるっすもんね」
「うん、マリーをアジトに連れていく時ね」
マリーの家に行ったことがあるのはセト、キド、ツキの3人と前にマリーの家に行ったシンタローと遥(コノハ)の5人だけなんだそうだ。
つまり私は初めて。
「ていうか結構遠いね」
「ですね、なんか疲れてきました・・・」
「モモは結構体力あるだろ」
「そうだけど・・・」
この兄弟は全く性格が違うなぁ。
モモちゃんは体力があって伸太郎は体力がない。
一体なんでアヤノちゃんもこんなやつが好きなのだろうか。
「あ!見えてきたよ!」
「やっと着いたね」
マリーとツキが先頭に立ってせっせと歩いている後ろで私たちがそのあとを追いかけた。

少し歩くと結構大きめの家に着いた。
ここが何年間もマリーやアザミが暮らしていた家なのだ。
「マリー、お母さんに挨拶しなきゃっすね」
「うん!ちょっと行ってくるね!」
そう言ってマリーは家の裏の方に走っていった。
「マリーちゃんのお母さんって・・・」
「亡くなったけどな。カゲロウデイズの中だよ」
「・・・でもマリー、悲しんでるとことかあんまり見せないね」
「みんなのこと大好きだからなぁ。マリーは」
マリーのお母さんはマリーを守ってカゲロウデイズに飲み込まれたそうだ。

「行ってきたよ!」
「おかえりっす。じゃあ入るっすか」
「分かった!鍵開けるね!」
マリーは首からかけていた鍵を1つ手に持ち、深呼吸してから鍵を開けた。

ガチャ

家の中には本などがたくさんあって図書館のような場所だった。
「綺麗なところ・・・」
ヒビヤの隣でモモちゃんが目を輝かせていた。
女の子ってこういう所に憧れるのかなぁ・・・。
私にはよくわからない。
「じゃあ掃除始めるか!」
「了解!」

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