第17話

上書きという名の初体験6🍅
1,922
2024/03/25 16:27
サイドなし。




我慢出来ないと
着てるものを脱ぎ捨てて見えた
2人の引き締まった体は見慣れているのに
息を呑む。


2人の欲望は既に腹部へつきそうなほど昂っていた。


「樹……俺、先でいい?」

「えー」

「お願い」


嘘でしょ……
でも、大我は、もう何処かで
覚悟を決めてるようにも見える。


北斗は手にローションを垂らし
それを自身の根元から先端まで塗りつけた後


「大我、後ろ向いて。最初はその方が
楽だと思うから」

「えっ……、……」


一気に体をひっくり返され
シーツの上に這いつくばり
腰を突き出す姿勢に固定された。


「いい眺め」


樹の満足そうな声……


……、っだめだめ!しないっ!!


そう分かっているのに
身体が思うように動かせない。


尻の狭間を割り開かれ
むき出しになった後孔に
濡れたものが押し当てられた。


「だめっ!だ……め……しない!!」

「ここさえ乗り越えたら気持ちいいから」


樹が左右に振る大我の頭を優しく撫でてる
間に


内襞を擦り上げるようにして
熱く硬いものが入ってくる。


「ぁあぁあぁあぁーーーーーーーっ」


貫かれる衝撃で体が崩れ
お尻を突き上げる体勢になり


半ば無理矢理挿入された苦しみに
シーツを掴み眉を寄せた。


「も……ゃっ……やめっ….……..て…..…..」


北斗の熱望が脈打つのを感じ
頭が白くなっていく。


他人の熱が体の内側にあることが信じられない
しかもその相手が兄弟なんて……


だけど北斗の息遣いや肌の感触にさえ
興奮してしまう自分がいて……



「じゃあ、ゆっくりするから」

「そう……ゆう……事じゃ……なくて……」


北斗の手が腰に回され
上に乗っかるよう抱えられ


「ひぃっ………」


足を大きく開かされて北斗の熱棒を
さらに深みまで呑み込んでいく。


「すごい、きついな」


北斗のいつもより低い声が幻のように思えた。
これは夢かもしれないと思うけど
はじめての痛みが現実なんだと伝えてくる。



「やっ….....だっ….....ううっ...……」


時間をかけてすべて呑み込んだ時には
全身が汗で濡れていて、どこにも力が入らない。


「全部入ったよ」


事実であると知らせるように
後ろから体を揺すられて


「ーーーーーーーーーー」


悲鳴は声にならなかった。


「すげぇ広がってる。 きつそうだな」


樹が大我の後ろがどれだけの無茶を強いられているか確認してくる。


「ゃ、っめっ……!触らないで….....」


指が窄まりの縁に触れ、背筋に痺れが走った。


「慣れるまでちょっと待とうか。すっかり萎えちゃってるから」


北斗は大我の柔らかくなった性器に触れ


「樹、せっかくだから口でしてやれよ」


信じられない事を口にした。





続く




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