第5話

# No.3 へろへろ〜
211
2026/05/03 22:41 更新






何故彼女がここに来たのか、

時は数十分前に戻すとしよう。
あなた
ど〜も!GLGグッドルッキングガールのあなたちゃんでーす!









ぴこん、私のポケットに入っているスマホが
音を立て震える。



さては、悟か、もしくは悠仁達からかな〜!

わくわくうきうきしながら、スマホを開き、

メッセージ画面をタップする。
あなた
げ、またヤクザ先生からだ。
なーんだ。

一人で、肩を落としてがっかりした。


楽しみにしてた私が馬鹿みたいじゃん。
あなた
えっと……、なになに…、






今、お前の報告にあった場所……
早急にそちらの世界について調べた。


あなた
ほー、ここかぁ。
そちらの世界にも、こっちよりは少数だが呪術師が何故かわからんが"居る"。



何らかの理由で迷い込んだか、

穴を作り出している呪霊がまだ他にもいるのか。





そして、呪詛師も。
あなた
呪詛師……ね。


その文字が私を、こっちとあっちを繋ぐ電子版の上で無機質に光っている。
















あなた
……
人がいる所に呪いはある。
逆を言えば、人間なんか居ない方がいいのかも
知れない。
私は優しくない。
善人ぶってるだけの……。
いや、これ以上のマイナス発言はやめよう。














まぁとりあえず、


まとめると報告はしなきゃいけないけど、


あとは自由行動ってことでいいよね。
もー、一言そう言ってくれないと、勘違いしちゃうでしょ。


あなた
えー、人気のお菓子食べ歩きツアーとか?

ぶらぶらと町を歩いていると、

中々に賑やかな声が聞こえる。



__
ちょっと、そこのボール取って!!
__
おかーさん、お腹すいたぁ。
__
待て待て待て待ってくれよ!!
うーん、と頭を悩ませていると、
ふと会話が聞こえる。
__
なぁ、今回のハンター試験、何人が受かると思う?
あなた
……、ハンター試験?




私は聞き耳を立てる。
__
さぁな。でもきっと、例年通り少ないだろ。



なにかの試験……。


でも、ハンターって?

……気になるなぁ。よし、聞き込み開始〜!
あなた
ねぇ、そこのおにーさん。
あなた
面白い話してるね。
私にも聞かせてくれない?



私は、目隠しをずらしながら、彼等を見つめる。


__
あ、えっ、俺等……?



あなた
君たち以外に誰がいるのさ、笑



そう笑いかけると彼等は安心し、にへ、と



絆されたように口元を緩ませ頬を染めた。
あなた
さっき話してた…えっと、なんだっけ。
__
もしかして、ハンター試験の話で?
あなた
……!それだ。
__
えっとー……





あなた
じゃー、有難うね〜!
__
お前、試験頑張れよ!





なんか仲良くなれた()
意外と話してみたら分かるやつで、意気投合しちゃった。




あなた
任せてろって、だって私強いし!










【会話能力】



__
いや〜、あいつ行けるかな、
__
え、てかさ、あいつ滅茶苦茶美人じゃね?
__
側は、な。内がもう……あれだから。
__
あー(納得)












あなた
……!あの二人が私の事褒めた気がする。

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