次の日の朝、いつも通りバタバタと準備して家を出る。
昨日のお隣さんとの出来事が頭に残っていて
関わらないためにも鈍臭い素振りを見せては行けないと思った。
私の何を知ってるの。鍵だってちゃんとかけて出られるんだから。なんて
すこし根に持ちながら、家を出てジョンウォンと合流。
家の中でもバタバタして出てきたから
乱れてしまっていた前髪をジョンウォンが手で整えてくれる
早速だらしなくて気が狂いそう。
ジョンウォンの前ではどうしても甘えてしまうし
せめてお隣さんの前だけはしっかりしてれば、きっと面倒なことにならないはず。
昨日のことジョンウォンに話そうと思ったけど
過保護なジョンウォンだから面倒なことになりそうで
話すのはやめた。
_______
ジョンウォンは帰って勉強とかするんだろうし
散歩が好きだから私みたいにぐーたら寝たりしないんだろうな。
見習うべきだよ本当。
あっという間に授業も終わって帰宅
ジョンウォンと別れて家に戻り
エレベーターを降りると見慣れたあの人が。
お隣さんだ。
すこし不機嫌な顔つきで、そう呟いた。
…なんだか名前で呼ぶのが気まずくて。というか
お隣さん。って感じだから呼び方を完全に失ってた。
ヒスンさん。ヒスンくん。なんて呼ぼう。
納得していなさそうな表情を浮かべるけど
私はこれ以上仲良くなるつもりもないし
出来ればこの危なそうな人と距離を取りたい。
放っておけないじゃなくて、放っておいてほしい。
こいつ…。
やっぱり馬鹿にされてるよね?
いい遊び相手、とか思われてるよね?
ただのお隣さんなんだから。
心配される必要、ないと思うんだけど。
口角を上げながら面白そうに私を見る。
知りたい。なんて言われたら誰でも勘違いする。
この人本当によく分からない。
そして、たぶん何を言っても無駄だ。
私はこの人のペースに飲まれてしまう。
悪い人じゃないのは分かってる。
ただ、このチャラそうな人と関わるのが
私はなんだか危ない気がしてる。
いつか好きになってしまいそうで。
そのまま遊ばれてしまいそうで。
そう言って私の頭にポンッと軽く手を乗せて
そのまま階段で降りて行ったヒスンさん。
勝手に会う予定立てられてしまった…。
更新遅くなってしまい申し訳ないです!久しぶりにアカウント開いたらお気に入りやいいね、コメント増えていてとても励みになりました🥺また頑張るのでよろしくお願いします!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。