練習室____________
ホシオッパのその一言で
練習が中断される。
私とは違って、
ほとんど息切れしていないユジュオンニが
私に話しかける。
激しめなんて言ってるけど
なんでそんな息切れしてないの?
私は息切れで死にそうなんだけど?
あー…比べたらだめだ…
劣等感ハンパない…
え…もう?
まだ休ませてよ
ほとんど力の残っていない足を動かすのって
どうしてこんなにも苦痛なんだろう。
早く練習終わんないかな…。
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今日でこの言葉言われるの
何回目だっけ。
なんで私、できないんだろ。
みんなはできてるのに…
そして、みんなは
ゾンビみたいに あ"ー…終わったー…
なんて言いながら
帰る支度をし始めた。
やっと終わった…
今日も注意されてばっかりだったな、。
私、ノロマじゃん。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。