ECHO side
あの後、幹部全員を緊急招集し、組織の半数以上を動かして捜索したけれど...
ASHは、見つからなかった。
3時間探し、完全に夜中になったため、5人ほど常駐させて撤退した。
俺は俺で、やらなきゃいけないことがある。
(現在 0:30)
あ...確かに
言わなきゃ!今...でも...
やっぱ優しいし、些細なことにも気づいてくれる。
みんな優しい。信じなきゃ。みんなも、自分も。
声が出ない。心のどこかで、自分のこれまでを振り返ってしまう。
確かに、そう。
この5年間で、最も気持ちよく、笑えた気がする。
ml side
あれから、俺らは2時間ほど会議をした。
ASHがどの辺にいるかの考察、
ASHの服装、
STPRとしても殺し屋としても仕事がある中で、
誰がいつ捜索や聞き込みなどに時間を割くか。
本当に久しぶりの、楽しい会議だった。
全ては、
「5人で」また笑い合うため。
第一章「5年かけて」 終
第二章「過去、真実、絶望」 START













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。