前の話
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⚠️ 実際のキャラと関係はありません⚠️
『』→紙に書いたセリフ
()→心のなか
ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピ……
俺は鳴っている目覚ましを止めた。
今は朝の6時。天気はとても晴れていて、元気にスズメも鳴いている。
1階に降りると、そこにはおばあちゃんとおじいちゃんがいた。
優しく微笑んで挨拶をしたおばあちゃん。
新聞を開きながらそういったおじいちゃん。
俺は2人の言葉に微笑みを返し朝食が用意されているテーブルの椅子に腰掛けた。
高校生になってから初めての朝食だ。
そう、俺は今日から梟谷学園高校という学校に入学する。
楽しみだと思う気持ちもあれば、不安なこともある。
………、なんたって俺は、対人恐怖症だからだ……。
昔、まだ俺が小学生の頃クラスでイジメにあっていたんだ。
それと、両親は仲が悪く喧嘩ばかりしていた。
もしかしたら仲良くしているところなんて見たことがないかもしれない、そのくらい仲が悪かった。
両親は毎回俺に八つ当たりをしてきた。
そのせいで今も怪我の跡がのこっている。
俺は、イジメと両親の事があって人が怖くなったんだ。
だから、これから俺が楽しく学校生活しているところなんて想像できない。だから不安でいっぱいだ。
………、そんな事を考えていたらもうこんな時間か。
制服に着替えて、気合いを入れて。
玄関まで見送ってくれた2人。
途切れ、途切れにそう言って外に出た。
そして俺は1歩、また1歩と足を前に運んだ。
俺の家から学校までは歩いて15分、意外と近い場所にある。
校門の前で一度止まる。
深呼吸をしてまた歩き出す。
入学式が終わって、各教室に戻る。
俺は1-5だ。
俺の席は………。
あぁ……。よりによって何でど真ん中の席なんだろう。
体全身の震えと、冷や汗が止まらない。
隣の席の子がこちらをみているのが分かった。
す、凄く見られてる……。
その子が口を開いた瞬間、助け船でも出したかのようにガラガラッと扉を開けて先生が入ってきた。
その子は慌てて前を向いた。
「自己紹介」その言葉に体がビクッと反応したのが分かった。
自己紹介はどんどん進んでいき、とうとう俺の番になった。
座ったままうつむいていた俺を見てみんなは不思議そうにしていた。
こ、このまま何も話さないのはダメだ……!
俺は立ち上がり、黒板の方へと歩き出す。
チョークを持って自己紹介を始める。
チョークをおいて、ペコリとお辞儀をして自分の席へと戻った。
しばらく教室には沈黙が続きとても気まずかった。
と、思ったら次はいっせいに拍手が起こる。
など、あたたかい言葉が沢山降ってくる。
これは、楽しい学校生活になりそうな予感。
はい、皆さんこんにちは主です。
えー、ストーリー編を連載してみました!
これまで通り、初めて作った方も連載するので安心してください!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。