第3話

サ ン ワ
128
2020/07/17 02:03
(なまえ)
あなた
🚪ただいま〜
母
お帰りあなた
帰ってきた...
でも次はこの部屋に来るかが問題だよな...
最近ずっと下にいること多いし
(なまえ)
あなた
ただいまあなた
(なまえ)
あなた
お帰りところでさ聞きたいことがあるんだけど
(なまえ)
あなた
なに
(なまえ)
あなた
学校でどういう風にしてんの?
(なまえ)
あなた
あなたらしく過ごしてるよ
(なまえ)
あなた
は?
どこが?
全く私らしくないじゃない!
(なまえ)
あなた
なに言ってんの
僕は君の代わりに学校行ってあげてるんだよ
そして僕も「あなた」だよ
(なまえ)
あなた
あっ...
(なまえ)
あなた
あと君は覚えているかわからないけど...うーんまだいいか
(なまえ)
あなた
なんなのあなた本当!
私があなたなの正真正銘私が本物なの!
あなたほんと誰なの?!
(なまえ)
あなた
だからさっきから言ってるじゃんあなただよ
(なまえ)
あなた
は?あなた馬鹿なの?!
おんなじ人が2人いることはないの!
(なまえ)
あなた
でも今ここにいるじゃん
(なまえ)
あなた
あーーーーーもーーー
馬鹿!
もう学校行かなくていいからちゃんと私が行くから出てって!
(なまえ)
あなた
そういうのはダメだよなぁ自分が不利って思ってから契約解除なんて
(なまえ)
あなた
は?契約?
(なまえ)
あなた
僕が君の代わりになることを望んで承諾したんだろ
(なまえ)
あなた
そんなの口約束に過ぎないじゃん!
(なまえ)
あなた
言葉には注意しなきゃねぇ
(なまえ)
あなた
なんなのいきなり!
(なまえ)
あなた
まだわからないの?
もうここに君の居場所はないんだよ
(なまえ)
あなた
あなたの都合なんて知らないわよ!
(なまえ)
あなた
もう一度言うけどここにもう君の居場所はないんだって
君が僕の「ドッペルゲンガー」なんだ
(なまえ)
あなた
なっなに言ってるの...
私はドアを開け、部屋を飛び出した
(なまえ)
あなた
もう手遅れなのにね
僕が本物のあなたなんだから...

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