第9話

𝐸𝑝𝑖𝑠𝑜𝑑𝑒 9⃠
1,641
2021/03/12 01:48
北斗 side



ガチャッという音で目が覚めた




大我、仕事に行ったのかな




まだ眠い目を擦りながらむくっと起き上がる




ふとテーブルにあるメモに目がいく




「、、ん?」




『北斗へ。朝ごはん作っといたよ。不味くても全部食べてね。』





1番下には『レンジで温めるの忘れるな!』と可愛い字で書いてある




え、俺の分まで、、!?




驚きと嬉しさをかくしきれず、スキップをしながらレンジの元へと向かう




「いただきます!!」




まずは卵焼きを一口




「、、、うっま笑」




何が不味くてもだよ笑
むしろ上手すぎてご飯進む





 
結局、俺は炊飯器の中にあるお茶碗三杯分のお米を食べてしまった




「ご馳走様でした」




ふと、壁にかかっている時計を見る




「十時、か」




そういえば、大我の帰りは午後一時ぐらいだったかな




心配だし、迎えに行こう




家事を済ませ、支度をする




あっという間にお昼になった




「よし、行くか」




そして、大我がいる場所へと車を飛ばした

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