血塗れだなぁ、私も彼も
死んじゃったか
にしても、ここの地区が
こんなことになっているとは思わなかった
また夜に一人で来よう、
あぁリセットしなきゃなぁ、
彼は生きるべき人だから。
私と関わったから死んじゃったなんて
そんなバカみたいなことはないから
するりと叢雲カゲツさんの頬に触れる
あんなに柔らかい笑顔をしてたのに、
笑えなくなっちゃった。
カフェに行かないかって誘ってくれたの
嬉しかったなぁ…、
こんなことになった原因の
あいつらも私も最低だ
彼のオトモが私の腕に絡みつく
本当に不思議な生き物だなぁ
なぜか分からないけど
オトモの表情が悲しそうだと思う
そっちに行って貴方は死んじゃったから
今度は違う選択をしましょう。
また別のときに誘ってくれるかな
誘った記憶はもらうので、
今回は別のことをしてみましょう
私があっち、と指を指をさして見せると
途端に目が輝く、どうしたんだろ
赤城、と呼ばれたその人は
キョロキョロと周りを見渡した後に
こちらに気づいて駆け寄ってくる
お友達かな?
嬉しそうな顔して笑う
あぁ、やっぱり












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!