めめさんの退院まで残り1週間。
それまでに、断崖絶壁におかれたこの状況をなんとかしたい。
警察署から家への道のりの中で、必死に頭を回転させる。
いくつか案は出した。
・自分だけが犠牲になる。
・自分以外の誰かだけが犠牲になる。
・どうにかして説得する。
正直どれも難しいが、一番実現できそうなのはやっぱり一番最初に思いついた案だ。
こんなことになったのは私の責任なんだから、責任をとって私だけ死ぬのがいちばん望ましい。
正直、怖い。
どのくらい痛いのかな。痛みなく吊るしてもらえる方法はないのか。絞首以外にもっと良い方法はないのか。
私はベットに潜り込む。少しして真っ暗で閉鎖的な空間に恐怖を感じ、顔だけ布団から出して充分に息ができる空間を確保する。
そのまま、私は眠りについた。
その部屋に静かに入った私は、八幡宮にこっそり仕掛けていた盗聴器を回収し、静かに部屋を出た。
私は八幡宮の身に起きていることを、その音声と共に説明した。
私達が死の危険に晒されているということ。
八幡宮が自分を犠牲に私達を助けようとしていること。
その期限がめめさんが退院した日、残り1週間ほどまでに迫ってきているということ。
話が脱線思想になったところを無理やり修正する。
ガンマスさんが真剣な表情でこちらを見る。
ガンマスさんにも、何か考えていることがあるのか。
この選択に、後悔はない。
今回の事件の犠牲者 5人(±0)
次の犠牲者さんが決まりましたね……
この様子だとハチさんも近々……………………
話は変わりまして、もう夏ですね……
アイスを食べる時期ですが、自分はアイスの冷たさに敗北して以降、アイスを食べる機会が減りました…(弱い)
棒アイスなんて何年食べてないんでしょう……
友人に31のオレンジをおすすめされたので今度食べてみようかなと思います。もちろん、スモールで。(弱い)
さて、これ以上長くなるのもあれなので、この辺りで閉めましょうか。
それでは、また。
かっこいいハチさんが書けるといいなあと思ってます…(あくまで願望)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!