第59話

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2026/02/15 11:59 更新
妊娠後期に入って、サンウォンの体ははっきりと妊婦とわかるようになってきていた。

お腹は服の上からでもわかるくらい大きくなり、少し立っただけでも腰が重くなる。肩や背中も痛む日が増えた。

それに伴い動きもゆっくりになっていた。
立ち上がる時に腰に手を当てたり、長く座った後、肩を回したり。
本人は「大丈夫」と笑うけれど、メンバーはちゃんと気づいている。


その日、仕事から帰ってきたメンバーが、大きな箱を持って帰ってきた。

sw「…なに、これ?」

サンウォンが首を傾げると、
ヒョンラインが目配せして、リオが一歩前に出る。

lo「サンウォナ、ちょっと座って目瞑ってて」

言われるままソファに腰掛けると、何やらガサガサと音をたてながら「ちがうよ」「こうだよね?」などと言いながらなにかを始めた。

ax「目あけていいよ!」

sh「みんなからのプレゼントです!」

 そこにあったのは立派なマッサージチェアだった。

sw「……え?」

サンウォンは、しばらく言葉を失う。

lo「最近腰とか背中、痛そうだったから」

ho「少しでも楽になればいいなって思ったんだ」

サンウォンの目が、少し潤む。

sw「こんなの、もらっていいの?」

gn「だめって言っても、もう買ったし」

即答に、誰かが笑った。

「とりあえず座ってみて」と促される。

サンウォンが恐る恐る座ると、ゆっくり動き出した。

sw「……っ」

思わず声が漏れた。

sw「やばい……」

肩が、背中が、じわっとほぐれていく。

ln「顔、ゆるっゆるですね」

マンネラインがくすくす笑う。

js「それくらい良いってことだね」

サンウォンは、マッサージチェアに身を預けたまま、
小さく言った。

sw「ありがとう。ほんとに、ありがとう」

マンネが、ぽつりと返す。

sh「無事に産んで、元気で戻ってきてくださいね」

その言葉に、サンウォンは深く頷いた。

リビングは幸せな空気で満たされていた。





夜。
シャワーを終えたサンウォンが、ベッドに腰掛けていた。

一日の終わりに、すっかり定着した時間だった。

lo「今日もやるよー」

リオがそう言って、クリームを手に取る。
手のひらで温めてから、ゆっくりお腹に触れる。

lo「冷たくない?」

sw「大丈夫」

丸く張ったお腹に、円を描くように、丁寧に。

sw「この時間、もう当たり前になったね」

サンウォンが、天井を見ながら言う。
ルーティーンとなったお風呂上がりのひと時。
リオの手つきは、慣れていて優しかった。

sw「ねえ」

サンウォンが、ふと思い出したように言う。

sw「どんな子だと思う?」

リオは、少し考えてから答える。

lo「よく寝る子」

sw「それは願望でしょ」

小さく笑い合う。

lo「でも、サンウォンのお腹の中、居心地良さそうだし」

sw「じゃあ、穏やかな子かな。…どっちに似ると思う?」

lo「顔は……」

リオは一瞬、真剣に悩んでから。

lo「サンウォニ」

sw「えー、僕リオ似だと思うなー」

lo「この顔面は後世に引き継がないとだろ」

sw「…やっぱりバカ」

サンウォンが、照れたように視線を逸らす。

sw「じゃあ性格は?」

lo「……半々」

sw「僕とリオは結構反対だよ?笑」

また、くすっと笑う。

その瞬間、お腹の中で、ぽこっと動いた。

「あ」

二人同時に、手が止まる。

lo「今の…!」

sw「うん笑」

リオが、そっと手を当てる。

lo「聞いてたのかな、会話」

sw「自己主張強めだね」

サンウォンは、思わず笑って、そのまま目を細めた。

lo「楽しみだな」

sw「うん」

この時間だけは、不安よりも、楽しみのほうが大きかった。



お願いがあります。

現在、ゴヌの件でかなり荒れてしまっていますよね。

snsで心無い書き込みを目にするたび、本当に胸が苦しくなります。

ゴヌの性格上、それらを見ていると思っているのは私だけではないはずです。

だけど、1の棘より100の愛を見てほしいです。

そこで、plas chatの方でゴヌへの応援コメントを書き込みませんか?

きっとそこが一番本人の目にも留まりやすいと思います。

少しでも綺麗な言葉を届けてあげましょう。

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