第51話

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2026/05/05 02:33 更新
上鳴くんが首を縦に振る。


え、ほんとに?






少し黙ってから、大声で上鳴くんが言う。



上鳴「………え?!、知ってた?!」



私は、首を横に振った。






上鳴「………心、読んだ?!」



さっきよりも強く首を振る。


そんなわけないじゃん………。








少し、考えるように顎に手を当てる。




上鳴「じゃあ………碧翠も好きなのか?!ハンバーガー」



『いや、私、食べたことないんだ』






上鳴「え?!美味いのに!!」



『食べる機会、なくてさ………』




中学に入るまで、病院にいたから………。











相澤「おい。」


うぴっ




突然、後ろから、声をかけられてびっくりする。


変な声、出たんだけど ~~………。。





相澤「ノート、ありがとうな。お前らも振り返りに参加するか、もう帰れよ。」


『はーい』




相澤「………伸ばすな。」


『………はい。』





上鳴「ぶふっ」



私と消太お兄ちゃんの会話に、上鳴くんが笑う。






………恥ずかし。



すぐに切島くん達の所へ行った。







上鳴「何話してたんだー?!」



………上鳴くん、一緒だったわ。










私たちは、そのまま振り返りをした。


色んな意見が出てきて、次意識したい所も見えてきた。





切島「じゃあ、こんくらいにして帰るかー!」


上鳴「だなー!」




気づいたら、他のグループの人達はもうほとんど、帰ってしまっている。


『じゃあ、また!』


3人「「「おう!」」」











3人と別れてから、


私は最近ハマってるマンガでも買おうと、本屋さんに向かう。





入口に近づくと、中から大きな声が聞こえた。


それも、聞き覚えがある、声。







「あ゙ぁ゙ん?なんで俺がそんなことしなきゃならねぇんだ?!」





バレないように、そーっと中を覗く。



ば、爆豪くん………?!







店員さんに何やら突っかかっていた。






あまりの剣幕に、止めようと中に入ろうとする。



でも、その時、店員さんが面白そうな事を言った。






店員「申し訳ありませんが、これを買うには、

   〝____〟と言って頂かないと………。」



爆豪「なぁ゙んで、そんなこと言わねぇといけないんだ!!特に最後!!!」








〝____〟?



爆豪くんが、その言葉を言うと信じて、


入り口の前で息を潜める。






店員さんが黙ってしまったので、爆豪くんが渋々、といった感じで口を開いた。






爆豪「あ゙ぁ゙!!言やあいいんだろ!クソが!!!


   









オレが来た!………大丈夫か、





 ……チッ…………お嬢さん……〟」





店員「きゃーー!!」











『ぶふっ………』



爆豪くんの言葉と店員さんの叫びに思わず吹き出す。

あ、やば………






爆豪くんと、目が合った。







爆豪くんは私を視界に捉えた瞬間、

もう、なんと言っていいか分からないほどに

驚いた顔をしてから言った。



爆豪「クソがっ!!!」







爆豪くんの顔がみるみる怖くなっていく。




さっきまで黄色い歓声をあげていた店員さんも、


その剣幕に静かに仕事をこなしていた。












身の危険を感じた。


これは、まずい。



………………逃げなきゃ!!




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