⛩️視点
一週間後には大好きな貴方の誕生日が待っている
いつもは、二人きりで喋るのが恥ずかしくて
見ていることしか出来ないし
話せたとしても、誰かとだから
二人きりなんて夢のまた夢だろう
でも、私は貴方に笑いかけて欲しい…
そんな…欲が過ごしていると出てきてしまうものだ
だから
せめてお誕生日にはプレゼントを渡そうって
そしたら…まりょさんは
私に笑ってくれるんじゃないか
私をまりょさんの隣に歩かせてくれるんじゃないか
妄想するだけでほほが緩んでしまう
プレゼント良し!
お手紙良し!
一週間後を待つだけだ!
1週間後
彼にプレゼントを渡しに行こう
彼の家の方向にある駅へ向かう
駅に着くと…大好きな彼がそこにいた
何故、彼がこんなところにいるのだろう
でも、彼はどこか遠くを見ていた
その目には私は写っていないのだろう…
気づきたくない事実だった
頭の後ろでメテヲさんがまりょさんを呼んでいた
彼らは完全に二人の世界だった
まるで…私なんか見えていないみたいに
『大好き』
彼の口から聞かされた敗北宣言
私の恋は散ってしまった
その後は覚えてなんかいなかった
ただ…ただ…
1人走って帰ったのだけは覚えている
家
1人走って帰った私は
ベッドで泣き崩れてしまった
こんなに…誰かになりたいなんて
思ったことはなかった…
メテヲさんになりたい…
まりょさんの隣に立ちたい
好きって言ってもらいたい
人は居ない…
それだけが救いだった
手を動かした私
まりょさんに上げる予定だった
プレゼントに手を伸ばす
「まりょさんが楽しく笑っていられますように」
そっか…そっか
だって、あんなにキラキラして笑っていたんだから
まりょさんには決めた人がいる…
手紙の願いも誰かに見られてたのかな?
不思議と辛くはなくなっていた
ただ…もう一度1人の部屋で呟いた
これは…私の
短いけれど素敵な夢を見た初恋のお話…
※カプの案がもうない…
助けてください
ネタはあるのに…
カプ決めれんとか終わってるわ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!