国見side
あなたさんがあっちの6番と手を振っていた
仲がいい…??
くそ、嫉妬なんて見苦しいのに
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あなたside
徹もウォーミングアップ終わったっぽいし、早速試合が始まった
青城&伊達工 「お願いします!!」
ドタドタドタ
監督 「伊達工はブロックがとても強いチームだ。
安定したリードブロックに加え、あの威圧感、強いスパイクにも耐えられる体幹の強さがある。
けれど、その鉄壁にも穴があるはずだ!じわじわ攻めていけ!」
青城 「はい!」
リードブロックか…手強いな
サーブ権は先にこっちになった
1番は…やっぱり徹か
ピーッ
及川 「キュッ…キュキュ」
及川 「バシッ!」
ピッ(アウト)
あーあ…
及川 「うわぁぁぁ!ごめん!」
岩泉 「どんまいどんまい」
花巻 「次つぎ」
切り替えてあっちサーブ
二口 「鎌先さんナイッサー」
鎌先 「キュッ…キュキュッ」
鎌先 「バシッ!」
うわぁー強烈
岩泉 「渡!!」
渡 「はい!」
ボコッ
渡 「すみません!フォロー!」
花巻 「はいよっ!岩泉!」
岩泉 「おう!」
バシッ……コロコロ…
岩泉さんのスパイクをいきなりドシャット…!?
岩泉 「ちっ」
花巻 「悪ぃ!短かった」
岩泉 「大丈夫だ」
伊達工…白鳥沢や青城がいた事であまり目立ってなかったけど…
予想以上にめんどくさいチームだな
及川 「切り替えていくよ〜!」
青城 「はい」
作並 「もう一本ナイッサー!」
鎌先 「キュッ…キュキュッ」
鎌先 「バシッ!」
花巻 「岩泉!」
及川 「ナイス岩ちゃん!」
及川 「金田一!」
おぉ…金田一くんのブロード
金田一 「バシッ」
あなた 「ナイスキー」
金田一 「!!ありがとうございます!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。