第72話

67私
219
2026/03/15 10:00 更新




五条 華蘭
領域展開




五条 華蘭
嵌合暗翳庭かんごうあんえいてい




篠宮 和樹
ッ!




篠宮 和樹
化け物かよ!




五条 華蘭
化け物で結構!




五条 華蘭
あっはは!なにこれ!




五条 華蘭
すーっごい楽しい!




篠宮 和樹
イカれたのかよ…




    バシャッ




篠宮 和樹




     足元の影から蝦蟇が飛び出し、篠宮を固定する




     すかさず華蘭は飛び蹴りをお見舞いし、
飛ばされた篠宮を見つめる




     その目はとても冷たく、まるで獲物を狙う猛獣のよう




     ターゲットは呪詛師。
思う存分、襲いかかり殺しても許される相手




     狙われてることに気づいた獲物は
立ち上がろうとするが、影がまとわりついて逃がさない




     猛獣は……狙った獲物を決して逃がしはしない




五条 華蘭
我慢比べしよっか




五条 華蘭
どっちが長く耐えられるかな…?笑








     ピカッ




五条 悟




五条 悟
ボタンが光った




五条 悟
華蘭が領域展開した




禪院 真希
何回目だ




五条 悟
3回目




虎杖 悠仁
無効にはしきれなかったってことは、次安全かは分からない…よね




五条 悟
うん。でも華蘭の呪力を感じた




五条 悟
多分恵と野薔薇、棘も感じたはず…




乙骨 優太
もうすぐ見つかりそうですね、準備しましょう




禪院 真希
そうだな




五条 悟
君たちも準備してね




五条 悟
華蘭はもう戦ってる




無陀野 無人
あぁ




     プルルルル……プルルルル……




無陀野 無人
📞「もしもし」




淀川 真澄
📞「戦闘メンバーは全員居るな?」




無陀野 無人
📞「あぁ」




淀川 真澄
📞「華蘭の居場所が分かった。すぐ向かいてぇところだが、面倒なことになった」




無陀野 無人
📞「なんだ?」




淀川 真澄
📞「桃華と桃角が協力申請してきやがった」




朽森 紫苑
📞「練馬の桃っすよね?隊長と副隊長がどういうつもりだよ…」




朽森 紫苑
📞「しかもその2人、聞いた話しによると戦闘狂らしいじゃないっすか~?」




淀川 真澄
📞「そうだ、まさか桃側から協力を提案されるとはな」




淀川 真澄
📞「大我と猫咲が対応してるみたいだが、どうなるか分からねぇ」




淀川 真澄
📞「そっちにも行けるようにしておけ」




淀川 真澄
📞「伏黒はどうだ?」




五条 悟
📞「まだ戻って来てないよ。けど、もうそろ連絡来ると思うよ~」




五条 悟
📞「とりあえず合流する?」




淀川 真澄
📞「あぁ。援護班も連れてこい」




五条 悟
📞「はいは~い」








五条 華蘭
ほらほらほらほら!




五条 華蘭
どーしたの!?守ってばかりじゃ勝てないよ!




篠宮 和樹
(速いッ…)




篠宮 和樹
(本当に領域をふたつも同時に展開してるやつの動きかよ!?)




     バシュッ




五条 華蘭
(嵌合暗翳庭が解けた…)




篠宮 和樹
空間歪曲…!




五条 華蘭




五条 華蘭
(私の周りの空間を歪ませた…逃げ場がない)




篠宮 和樹
パチンッ




     ギュルギュルギュルッッッ




五条 華蘭
(回転すんのかよ!)




篠宮 和樹
死になよ、華蘭




五条 華蘭
ドンッ




     ドォォォォ……




     …………




篠宮 和樹
流石に死んだよね?




篠宮 和樹
!?




篠宮 和樹
いない…!




五条 華蘭
勝手に殺すなよ




篠宮 和樹
ッ!!




五条 華蘭
いや~、危ない危ない




五条 華蘭
死んじゃうところだったわ




篠宮 和樹
(全然死なないな…)




篠宮 和樹
(それも、不気味なくらいに…)




篠宮 和樹
でも、かなりボロボロじゃん




篠宮 和樹
領域も展開しっぱなしなんだから、もう無理しない方がいいよ




五条 華蘭
……まぁ、確かにね




五条 華蘭
(反転術式で少しは治るとは言っても、回復は追いついてないし)




五条 華蘭
(体力・呪力の激しい消費と、戦いながら捕まってる人たちに害が出ないようにって気力も使う…)




五条 華蘭
(領域展開だって、そう長く保たないはずのところを無理やり持続させてるわけで)




五条 華蘭
(本来ならとっくに動けなくなって、最悪死んでるかもしれないようなことをしてるんだ…)




五条 華蘭
(前までの私だったら出来なかったことだ)




五条 華蘭
(もう、捕まった人達の救出はみんなに任せよう…)




五条 華蘭
そうだ、聞きたいことがあるんだけど




篠宮 和樹
なに?




五条 華蘭
私が生まれてから10年間、人に会う事がなかったのってさ




五条 華蘭
単に、「まだ呪霊」だったからってわけじゃ、ないと思うんだよ




五条 華蘭
もしずっと呪霊だったのなら、術師が祓いに来なきゃおかしいでしょ?




五条 華蘭
天元様の結界の件も、そいうふうに意図的に作られたのが私だとして…




五条 華蘭
初めて会ったのがあんたって言うことも、それまで死ぬことがなかったって言うのも、なーんか臭いなって兄さんが言ってた




五条 華蘭
あんたさ、私をお嫁さんにとか言ってたけど…




五条 華蘭
好きだからって理由じゃ説明つかないこと、私も兄さんも知らなかったことを知ってたりするじゃん?




五条 華蘭
10歳の時に初めて会ったはずのあんたが、兄さんでも掴めてない情報を…




五条 華蘭
なんで知ってたのかな…?









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