第74話

69話
221
2026/03/17 10:00 更新




桃華 月詠
協力しない?




桃角 桜介
……は?



猫咲 波久礼
あ?



百鬼 大我
……




桃華 月詠
いや、俺だって鬼と協力なんか嫌だよ?




桃華 月詠
上にバレたら面倒だし




桃角 桜介
じゃあどんなつもりだ?月詠ぃ




桃華 月詠
俺達も篠宮を探してる、同族の行方不明や失踪も同じ犯人




桃華 月詠
なら、手を組むのは不自然なことではない




桃華 月詠
ミョリンパ先生の占い本にも、「躊躇うな、立場を捨てろ」と書いてある




桃華 月詠
今回だけは例外だ




猫咲 波久礼
おい、どうすんだよ…?




百鬼 大我
こうなっちまったら、俺たちだけじゃどうにもできねぇ




百鬼 大我
おい!本当に協力したいんなら少し待ってろ




百鬼 大我
変な真似しやがったら、容赦しねぇ




桃華 月詠
いいよ、大人しくしてるさ




桃角 桜介
おい月詠!




桃華 月詠
桜介、今はダメだ




桃華 月詠
目的を考えて




桃角 桜介
……チッ




桃角 桜介
おい!早くしろよ!




猫咲 波久礼
なんだあのガングロ……




猫咲 波久礼
大我、どうするつもりだ?




百鬼 大我
真澄先輩に連絡する。申し訳ねぇがそれしかない




猫咲 波久礼
結局か…、めんどくせぇ








淀川 真澄
待たせたな




百鬼 大我
先輩、すみません…忙しい時に




淀川 真澄
いい。それより状況は




百鬼 大我
桃側も篠宮を追っているらしく、協力要請をされました




淀川 真澄
協力ねぇ…




淀川 真澄
何を企んでんだ?




桃華 月詠
何も企んでなんかいないさ、強いて言うなら、部下の救出かな




桃華 月詠
君たちに何かしてやろうってのはないよ




桃華 月詠
今は部下が優先だ




桃角 桜介
そーゆう事だ!とっとと協力しろ!




桃華 月詠
桜介は黙ってて




桃角 桜介
あぁ!?




桃華 月詠
俺たちは協力してもらう側、手を貸してもらう側なんだよ?




桃華 月詠
余計なこと言わない




桃角 桜介
チッ




猫咲 波久礼
……チャキッ




猫咲 波久礼
ダダッ




猫咲 波久礼
シュッ…




桃華 月詠
…………




桃角 桜介
…………




猫咲 波久礼
…………




淀川 真澄
猫、もういい




猫咲 波久礼
……はい




淀川 真澄
防ぐどころか動きもしねぇとはな




淀川 真澄
詳しい話を聞かせろ




桃華 月詠
協力してくれるのかい?




淀川 真澄
ざけんな、んな事言ってねぇ




淀川 真澄
話を聞くだけだ。協力するかどうかはそれ次第だ




桃華 月詠
それでもいいさ。ありがとう




桃角 桜介
…まぁ、あいつらのためなら仕方ねぇか




桃角 桜介
俺らの部下が、篠宮ってやつに捕まった




桃角 桜介
他の部隊の隊員もちらほら行方不明だっつー話だ




桃華 月詠
残ってる隊員は篠宮を知らなかった。きっと関わりがある隊員だけ捕まったんだろう




桃華 月詠
情報が何も入ってこなくてお手上げ状態の時に、鬼も失踪してるって聞いてね




桃華 月詠
しかも鬼側も篠宮を追ってるらしいじゃない?だったら知ってること教えてもらおうって思ってね




桃華 月詠
俺たちは知ってる情報ほとんど無いし、君たちに貢献できることはないけど




桃華 月詠
もちろん、協力してくれたら見返りはするよ




桃華 月詠
必ずね




桃角 桜介
どーすんだ?早く決めろぉ




淀川 真澄
……




淀川 真澄
お前ら、この世界に存在しないものを実際に見て、それを隠し通す覚悟はあるか?




桃角 桜介
は?




淀川 真澄
何を見ても、何を聞いても、それを口外せずに墓まで持ってく覚悟はあるのか




桃角 桜介
何言ってんだてめぇ、おちょくってんなら許さねぇぞ!




桃華 月詠
ストップ桜介




桃華 月詠
かなり変なことを言ってるけど、そこまで言うなら何かあるんだろう?




桃華 月詠
そこまでしないといけないほどの事なのは理解した




桃華 月詠
俺たちは部下を助けたいだけ、いいよ




桃華 月詠
この世界に存在しないものっていうのがなにかは分からないけど、誰にも言わない




桃華 月詠
桜介とも、そのことについて話すのはやめよう




桃華 月詠
いいね?桜介




桃角 桜介
おう




淀川 真澄
ならいい。ただし条件は別にある




桃角 桜介
あ?さっきのが条件じゃねぇのかよ?




淀川 真澄
ちげえから言ってんだよ、最後まで聞け




淀川 真澄
条件は1つ、鬼には何もするな。守れねぇならその場で殺す




桃華 月詠
そんなことかい?いいよ




淀川 真澄
あくまでこっちが協力してやる側だ、立場を考えて行動しろ




淀川 真澄
分かったな




桃華 月詠
もちろん




桃角 桜介
いけすかねぇやつだな




桃角 桜介
まぁいい、これであいつら助けられんならな




淀川 真澄
だったらさっさと来い。時間がねぇから説明は移動しながらだ








五条 悟
あ、来たきた




淀川 真澄
悪いな、遅れた




桃華 月詠
誰だい?その人達




五条 悟
君こそ誰?




伏黒 恵
桃太郎でしょ、さっき連絡来たの忘れたんですか?




五条 悟
あー、君らが桃太郎ね




五条 悟
僕たちの邪魔しないならいいから




並木度 馨
各自の動きは把握しましたね?




並木度 馨
おふたりも




桃華 月詠
大丈夫だよ




桃角 桜介
問題ねぇ




五条 悟
みんなも大丈夫?




釘崎 野薔薇
えぇ




虎杖 悠仁
おう!




伏黒 恵
大丈夫です




禪院 真希
問題ねぇ




パンダ
俺も




狗巻 棘
しゃけ!




乙骨 優太
僕も、いつでも大丈夫ですよ




家入 硝子
私の仕事増やすなよ




五条 悟
怪我するなだって、みんな




五条 悟
山の中だし大丈夫だとは思うけど、一応帳降ろそうかな




五条 悟
恵、2級とやりあった後で本当に大丈夫?




伏黒 恵
大丈夫です、思ったより弱かった




五条 悟
言うね~




五条 悟
じゃあ全員、行くよ




五条 悟
闇より出でて闇より黒く…




五条 悟
その穢れを、禊払え









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