ねぇ、僕が先生って呼ばない理由知ってる?
僕は、教師を好きになったんじゃない。
あなたっていう〝存在〟を好きになったからだよ。
でも、貴女は教師だから。僕が先生って呼んだ瞬間、僕達は、ただの教師と生徒になってしまうから。
なんでもないふりしてるけど、結構苦しいんだよ?
生徒っだけで、その肩書きだけで好きな人に見てもらえない事。
だけど、貴女という〝存在〟を好きになってしまった僕はもう、その苦しみから逃れられないんだ。
今では、その方がいいとすら思ってる。だって、貴女を嫌いになんてなれれないから、きっとその方が何十倍も苦しいから。
だから、僕は今日もその苦しみに耐えながら貴女に言うよ
〝好きだよ、あなたちゃん〟って












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。