天気の良いある日、
雄英高校1-Aでは課外授業が行われていた
騒がしくなっているクラスに
担任である相澤消太はギロリと睨んだ
途端、クラス全員が静かになった。
これは1-Aでの恒例行事といっても過言ではない
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Aチーム
緑谷、轟、爆豪、飯田、麗日
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クラス全員チームで集まり、バスに乗り、
今日の課外授業を行うグラウンドαに着いた
そう平然と言っているが、指差す方向には広大な森がある
こんな広い森林とは違い
相澤が手に持っているビー玉は直径2センチ程の
小さな玉だ
3、2、1…スタート!!
チームA
学級委員でもある飯田天哉が仲間に的確な指示を出す。
『半冷半熱』の個性を持つ轟
『爆破』の個性を持つ爆豪
この2人に個性を使ってもらい、
光を出してビー玉を見つけようという作戦だろう
10分後
『たしかここら辺だった』
そう轟が言い、左手の炎を強くする
少しの光も見逃さず、麗日が見つけたのは
残念ながらビー玉ではなかった
そう言い、緑谷は刀を鞘から抜いてみる
刀の刀身はボロボロで錆びていた
刀を鞘に戻そうとした途端__
ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
と、刀の刀身が黄色く輝いた
刀の効果か、何故か光を浴びたチームAには
とてつもない睡魔に襲われたのであった…
体を強く揺さぶられ、緑谷は体を起こす
体の状態から、すぐに寝ていたのだと理解をした
周りの景色は変わらず木に囲まれているが、
雰囲気が明らかに違った
👤 ( 聞こえますか……? )
混乱している緑谷達に気もかけず謎の声は続ける
👤 ( 貴方達の脳内に直接話しかけてます…… )
👤 (………まぁ私がやりましたけども……
ここは大正時代の日本です。 )
👤 (元の世界に帰るにはですね………
ある条件を満たして貰う必要があります )
👤 (条件は……………)
👤 (あなたの名字あなたの下の名前を殺すことです )
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。