熱狂の渦中にある僕だが、その熱狂から身を隠すようにその場を去ってザンゲツの身柄をアインに引き渡しその理由を本人からの自白と戦闘中に感じた彼の言う魔法への違和感から、ということにした
その後、僕はとある人物を呼び出していた
場所は校舎裏、決勝戦の熱冷めやらぬ様子の生徒たちが訪れることはなさそうで人に見られることの少なさそうな場所を考えた上の選択だ
その呼びだした人物と言うのは・・・
彼女が反魔であるという確信を持った理由は単純
ザンゲツが最後に残した言葉それは
それ以前に彼女に疑いの感情が芽生えたのは決勝戦での時に吹いた風だ
あの風には意思が感じられた
それはあの風が自然に吹いたものではなく魔法によって誰かに吹かされたものであるということを示していた
そしてその意思に彼女の意思が感じられた
それはあの風が彼女によってザンゲツに有利になるように吹かされたものであるということだ
しかし、なぜ仲間なのだろうエスメルの名前を出したのかはわからない
気になることはありつつも、僕は実行に移した
僕も目的の障害になりうるものを、知るために












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!