第19話

第18話 後悔(トウム)
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2026/01/30 12:25 更新


目を覚ますと、そこは自分の部屋だった
あなた
...。
あなた
(私...えっと...)


起きたばかりだからか、頭がぼぅっとして何故ここにいるのか何があったのかイマイチ思い出せない


体を起こし、窓の方を見ると鳥の影が机の上を通り過ぎる
あなた
ー...。









声を出すこともなく、口から息が漏れる









何故だろうか、何か大切なものを無くしてしまったような...











そんなことをぼやぼやと考えているとコンコンコンと3回ノックされた







グリス・ルビオン
あなた、起きているか?
あなた
グリス?ちょっと待ってて!


パタパタとパジャマの上から上着を羽織る









ーカチャ









グリス・ルビオン
良かった。目が覚めたんだな
あなた
私...どれくらい寝てたの、?
グリス・ルビオン
今日は任務から帰ってきた次の日だ。ずっと気を失っていたが外傷は特になかったからリヨウがここまで運んだんだ。
あなた
任...務...




任務...





あの日、アクタの皆とサポーターと初めての任務に行って...それで...







あなた
...ッッ!!!!



フラッシュバックするように、先日のことが脳内をよぎる










鋭い爪と牙を持つ斑獣たち










皆の声













皮膚の切り裂かれる鈍い音












砂一面が赤黒く染まり、鉄のような匂いがマスク越しに届く








あなた
トウム...ッッッ!!!!
グリス・ルビオン
トウムか?
グリス・ルビオン
...トウムは
あなた
トウムはどこ!?!?!?!?グリスッッットウムは!?
グリス・ルビオン
...医務室だ
あなた
ッッッ!!!


あなたはグリスの横へ抜け、急いで医務室へ向かった



どうして








どうして忘れていたの








少しの間でも私の身代わりになってくれたトウムを忘れてしまった自分のことが許せない
あなた
ートウムッ...!!


涙がボロボロと出てくる




まだ終わったわけではない





自分の目で確かめるまでは






それでもあの流れ出た血を思い出すと




もしもの事があってしまうのではないかと不安で堪らない










バンッッッッッッッ







勢いよく医務室のドアを開ける









1番奥のベットにだけ、カーテンがかかっている











あなた
はぉ...はぁ...。ッ...




恐る恐る、1歩、また1歩と奥へと重い足を進ませる




さっきまで知りたくて知りたくて堪らなかったのに、急に怖くなってしまった





心臓がうるさいのは走ってきたせいなのか、怖いのかどちらなのか分からない









あなた
...。
シャー...









ゆっくりと慎重にカーテンをどかす










































トウム
...あなた、?
あなた
...ットウム!!!!!!




カーテンの音で寝ていたトウムは目を覚まし、ゆっくりとあなたの名前を呼んだ



あなた
トウム...大丈夫...、?死んで...ないんだよね
トウム
死んじゃってたら今こうして話してないでしょ?笑
トウム
そんなに疑うなら、ほら!こっちおいで?



トウムに手招きされ、おずおずとトウムの隣にあった椅子に座る
トウム
ほーらっ!ぎゅ〜〜〜〜〜
あなた
うわぁ!?///
トウム
私の心臓の音、聞こえるでしょ?






確かに、トウムの胸からトクン、トクンと音が聞こえる









その音に何処か安心して、一度は止まった涙がまた溢れ出す



あなた
...聞こえる...きこ、える...っ
あなた
...ごめっ...ごめんなさい...ごめんなっ...さい
あなた
私のせいで...トウムは...トウムは...っ
トウム
大丈夫だよあなた。私は守りたくて守ったの
あなた
でも...でもっ...
トウム
それに、私はあなたのお陰で助かったんだよ?あなたが人器で色々出してくれたから私は今ここに居て、こうして抱きしめてあげられてるんだよ
トウム
だからそんなに自分の事を責めちゃだめだよ
あなた
...っ








トウムのその言葉に胸がじ〜んと暖かくなる












あなた
...ありがとう、トウム
トウム
私こそ、ありがとねあなた




































主
なななななーーんと!!皆様閲覧数ご覧になりましたか!?自分が体調不良で寝ている間に密かに目標としていた1000回を超えました!ありがとうございます😊
主
巻数増えていけば増えやすくもなるでしょっていう話でもあるかもしれませんが...それでも自分は嬉しいです!いつも見て下さっている方、本当にありがとうございます!
主
ルドが来るまで、もう少しゆっくりとあなたちゃんの成長を書いて行けたらと思っていますが、ルドが来た暁には皆様から「もしもこんな事が起こったら...!」みたいなリクエストを受け付けようかなと思っています。ですので是非その日まで自分の文章力の成長なども温かく見守って頂きながら待ってくださると嬉しいです!フォローしてくださったりいつも♡を下さる方中心に受け付ける予定です✨まだしてない方は是非是非フォローしてください!

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